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ハウス~栽培システム クボタがGPECで提案 

クボタ(北尾裕一社長)は、先頃、東京ビッグサイトで開催されたGPECに出展し、『クボタにおまかせ!ハウス~栽培システム最新提案』をテーマに①高糖度トマトをつくる「アイメック栽培」②理想的な根域環境を創るANSポット栽培③クボタが開発した最新技術「Hamirus(以下、ハミルス)」④養液土耕のかん水管理「ゼロアグリ」⑤ワンストップの栽培システム(ハウス・環境制御)⑥環境を維持する制御機器「ハウスナビアドバンス」などを展示・紹介した。

 プレゼンテーションではアグリソリューション推進部の増澤施設企画課長がハウス~栽培システムの提案を説明した。
【アイメック栽培】高付加価値で収益確保の可能な〝他とは違う高糖度・高栄養のトマト〟を栽培できるのが「アイメック栽培」だ。アイメック栽培は、土は使わずにフィルム(ハイドロメンブラン)の上で栽培していく方法。このフィルムには細菌やウイルスを遮断するナノサイズの穴が無数に開いていて養液が汚染されても安全な作物が生産できる。作物はフィルム中の養液を摂取するために膨大な量の毛細根を発生させ養液を吸収するが、なかなか吸収できないので、甘さと旨味が凝縮した非常に美味しいトマトができる。砂漠やアスファルトの上、塩害を受けたほ場など、場所を問わず栽培可能。またフィルムは工業製品のため、土作りは不要なので未経験者でも初年度から美味しいトマトが作れる。しかもリコピン、GABAが豊富で栄養価も高いトマトができるのも特長。
【ANSポット栽培】理想的な根域環境をつくる人工団粒構造『ANS培地』。保水性、透水性の相反する機能を両立している。この土で育てることによって。非常に根張りの良い栽培ができる。それによって小さいポットでも栽培できる、というのが特長。なおかつポット栽培なので、万が一栽培が失敗した時でもそこだけ植え替えることでリスクを抑えることもできる。
【しおれ検知式自動かん水システム「Hamirus(ハミルス)」】カメラによって、植物の葉のしおれ状態を監視して自動で画像解析をしながら、かん水を制御していく装置。プロ農家の観察眼による高度な潅水技術をAIが忠実に再現。カメラからの情報をPCのクボタが独自開発したアプリケーションで制御。画像解析の結果、植物が必要だと判断した場合に自動的にかん水が行われる。人の眼よりも早くしおれを検知し的確にかん水できる。作業負荷を軽減し、働き方改革にも役立ちつつ高収益を実現。高品質重視や収穫量重視等、目的に応じたかん水が可能。本年10月発売予定。
【ゼロアグリ】2010年の農業の見える化から事業化が始まった。労働力減少問題、水の枯渇問題、肥料による環境破壊、カーボンニュートラル(世界で発生する温暖化ガス520tのうち20tが農業由来)‥これらを何とかしたいという思いで開発した技術だ。
 ゼロアグリはICTとAI活用による点滴かんがいの自動化システムで、対象は、パイプハウスで養液土耕、果菜類全般を栽培している生産。各種センサー情報から作物が1日に要求する蒸散量を推測して点滴チューブを通して、根域への最適な局所施肥・かん水を行うもの。少量多頻度でストレスがないように自動でかん水する。
【ハウス】アーチ屋根、角屋根、H鋼大型の3つのプランを提案している。クボタでは、生産者のニーズに合わせカスタマイズした、ハウスと栽培システム、環境制御「ハウスナビアドバンス」(暖房・循環扇・CO2・飽差・かん水・電照)、エリアを合わせた提案を行っている。

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