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クボタ新TVCM スマートアグリソリューション篇

クボタは5月14日から、企業TV―CMの最新作「クボタが描く未来スマートアグリソリューション」篇(30秒)のオンエアを開始した。同CMは、世界の食料問題を解決するために、農作物の「生産」だけでなく流通、消費にわたるフードバリューチェーンのトータルサポートをめざす、クボタが描く未来を表したもの。
 同社は長期ビジョン「GMB2030」において「豊かな社会と自然の循環にコミットする〝命を支えるプラットフォーマー〟」というめざす姿を掲げ、食料・水・環境の分野で社会に貢献すべく取り組んでおり、これからも美しい地球環境を守りながら、人々の豊かな暮らしを支えていく考えだ。
 2021年3月にスタートしたTV―CM『クボタが描く未来』シリーズは、クボタが描く『未来』と、その実現に向けた取組を紹介するもの。今回は、クボタが長年培ってきた農業に関する知見と技術を生かし、生産から消費までのフードバリューチェーンをトータルでサポートする『スマートアグリソリューション』のビジョンを描いている。
 CMの舞台はとある八百屋。たくさんの野菜を買い物カゴに入れる来店者(皆川猿時さん)に、店員(長澤まさみさん)が「テレビ出られるよー!」と一言。するとテレビの取材で現れたリポーター(パックン:パトリック・ハーランさん)が、「フードロス問題、ご存じですか?」と問いかける。皆川さんは「わが家は残しません!」と回答。すると長澤さんは「からの解説」と、パックンの次の行動を予想。パックンは「重要なのはサステナブルな食料システム。生産から消費のトータルバランスを…」と予想した通り解説を始める。そこでメガホンを片手に持った長澤さんは「大丈夫、それクボタがやる!」と叫ぶ。
 長澤さんが言う「クボタがやる」とは「スマートアグリソリューション」のこと。世界の食料問題の解決に向けて、農業機械とICTによる〝農作物の生産性向上〟に加え、食料の生産から消費までの「フードバリューチェーン」全体を支えていくメッセージを込めた。
【クボタのアグリソリューション】近年、クボタはロボット技術やICTを活用し、「農機自動化による超省力化」と「データ活用による精密化」を推進。
 自動運転機能を搭載した農業機械や、営農支援サービス「KSAS」など、超省力・高品質生産に向けた製品・サービスを提供してきた。さらに農作物の生産性向上にとどまらず、購買から加工、販売、消費にわたる食料生産の一連の流れを包括した「フードバリューチェーン」に向けた取り組みが食料問題の解決に不可欠であると考えている。
 クボタはその解決に向けて事業拡大を加速させるとともに、フードバリューチェーンにおける全てのパートナーをつなぎ、食料生産システム全体に貢献する「スマートアグリソリューション」の実現に向けた取り組みを始めている。今後ますます複雑化する食料・水・環境の課題に取り組むべく、日本を含め海外における研究開発体制を強化。既存の製品・サービスに加え、新しい事業、製品、サービスの企画・立案と、社外パートナーへの出資や共同研究を進めている。

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