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最新の技術を幅広く紹介 光選別機中心に選別加工総合Cなども サタケFOOMA JAPAN出展

サタケ=松本和久社長、広島県東広島市西条西本町2―30=は、6月7日㈫から10日㈮までの4日間、東京ビックサイトで開催される「FOOMA JAPAN2022(国際食品工業展)」に出展。新型精米プラント「MILSTA」を映像で紹介するほか、各種光選別機などを展示実演する。ブース番号は東3ホールの3L―69。

 「FOOMA JAPAN」(主催:一般社団法人日本食品機械工業会)は、食品製造・加工機械を中心に、食に関するすべての分野を網羅したアジア最大級の総合展示会。
 サタケは4月にリニューアルした選別加工総合センターや新型精米プラント「MILSTA」を映像で紹介するほか、各種光選別機や炊飯機器、計測機器などを展示・実演する。
 映像モニターでは、顧客の要望に対し、より多くの可能性や発展性を導き出し、最適な提案ができる先進的な空間を目指してリニューアルした選別加工総合センターや、「省力化と自動化」「品質担保とリスク分散」「顧客の利益貢献」を実現する新型精米モデルプラント「MILSTA(ミルスタ)」を映像で紹介する。
 光選別機コーナーでは、可視光・近赤外線に加えX線カメラを搭載し、AIとの組み合わせにより、外観検査では難しかった原料の内部不良の選別を実現したベルト式光選別機「BELTUZA(ベルトゥーザ)SPECTRA(スペクトラ)」、歩留向上と省エネを実現する超高速応答ピエゾバルブや、難しい選別設定を迅速・簡単に行えるサタケ独自の自動検量線作成システム「サタケ・スマート・センシティビティ」を搭載したシュート式光選別機「SLASH」の実演を行う。
 また、ムラが少なく粒感のしっかりした炊飯が可能な「加圧式IH炊飯機」や、各種検査機器を展示するほか、サタケグループのライステクノプロダクト㈱が開発し、スリム化とタイマー機能により設置性と作業性を向上させた「業務用全自動洗米機」などを展示する。
 なお、サタケの展示は東3ホールの3L―69ブース。開催時間は午前10時から午後5時。
【主な出展製品の概要と見どころ】▽選別加工総合センターリニューアルオープン(映像)=様々な原材料を最新の選別機や加工機でテスト処理し、その検証結果を通して顧客の要望や課題を解決するソリューション拠点▽新精米モデルプラント「MILSTA」(映像)=「省力化と自動化」「品質担保とリスク分散」「顧客の利益貢献」を実現するため、最新の技術で構築された新精米モデルプラント▽光選別機「SLASH」(実演)=新規搭載機能(ピエゾバルブ、RGB用LED、近赤外線2波長のカメラ)と形状選別機能などの新技術により、高い選別性能と高歩留まりを実現。遠隔・支援(オプション)も対応可▽光選別機「ベルトゥーザスペクトラ」(実演)=X線とAIのコラボで、内部検査による選別を実現。形状判定とRGBによる外観検査、Dual―NIRによる成分検査、そしてそれらを組み合わせた画像処理技術により格段に選別性能が向上▽簡易流量監視装置「インラインフローメーター」(実演)=製粉加工ラインの流量をリアルタイムに計測し、各製粉機の状態、流量変動等ラインの見える化を実現する小麦製粉用流量監視装置▽穀粒判別器(実演)=農産物検査の一部項目を鑑定可能な「農検モード」をあらたに搭載した新型穀粒判別器。オプション追加により醸造用玄米の心白率なども判別可能▽加圧式IH炊飯器(展示)=高温で芯までしっかり加熱でき、ムラが少なく粒感がしっかりした炊飯を可能にする、加圧式IH炊飯機。経時劣化に強い炊飯が可能▽業務用全自動洗米機(ライステクノプロダクト㈱、展示)=貯米庫一体型洗米機をベースにスリム化を実現。スリム化とタイマー機能により設置性と作業性を向上。2升炊飯器との相性がよく、弁当惣菜・福祉施設等の業態に適した洗米機▽DNA検査装置(展示)=簡単・迅速に米品種判定ができるコンパクトなDNA検査装置。国内主要342品種に対応。

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