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クボタが大分県竹田市と連携協定 農機シェアリング第4弾

クボタ(北尾裕一社長)は3月11日、大分県竹田市(土居昌弘市長)と竹田市役所で連携協定を締結した。クボタからはイノベーションセンター・ビジネスインキュベーション部の辻村克志部長が出席し署名・捺印した協定書を手交した。また、同日、竹田市と大分県が整備した貸し出し用の畑やビニールハウス、トラクタ等の農業機械を配備する「スタートアップファームたけた」の開所式も行われ、全国で4例目、九州では初となる農機シェアリングサービスがスタートした。
 県内トップの農業生産額(令和元年約211億円)を誇る竹田市だが、農家の高齢化や担い手不足は深刻化している。一方で、新規就農者が就農時に農地や栽培施設、農業機械等を確保するには多大な初期投資が必要で、就農希望者に二の足を踏ませるハードルとなっている。竹田市はこの対応策として大分県と連携し、貸し出し用の畑やビニールハウス、トラクタ等の農業機械を配備する「スタートアップファームたけた」を整備した。
 スタートアップファームたけたは、竹田市と大分県で整備を進め、運営は、竹田市、大分県に大分県農業協同組合や一般社団法人農村商社わかば、菅生畑かん工区、若手農業者等が加わった「竹田市就農スタートアップ支援協議会」が行う。
 開所式は、3月11日午前10時30分から、スタートアップファームたけた(竹田市小塚1483―1)において関係者や地元代表者が集まり、小規模で開催され、午後からは操作説明会も行われた。
【農機シェアリングサービスの取り組み】クボタと竹田市が連携し、スタートアップファームたけたに貸出用のトラクタを配備した。保管場所は小塚納屋(竹田市小塚1342―1)。スマホから専用アプリを使い1時間単位で予約、24時間利用可能▽料金=1時間あたり税込み4400円(燃料費、保険料込)▽スタートアップファームたけた入所者や菅生地区の利用者には補助制度がある。

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