売上高7.8%増1423億円 やまびこの2021年12月期連結業績
やまびこ=久保浩社長、東京都青梅市末広町1―7―2=は2月14日、2021年12月期連結業績(2021年1月1日~12月31日)を発表した。売上高は対前年比7.8%増の1423億2800万円で、営業利益は93億3000万円(同3.2%減)、経常利益は99億1300万円(同5.4%増)、当期純利益は75億円(同13・0%増)となった。
当連結会計年度におけるやまびこグループは、主力の小型屋外作業機械において、海外市場では引き続きプロ向け「Xシリーズ」製品の拡販を進めるとともに、代理店のデジタルマーケティングの強化にも注力。国内では新製品投入やユーザーの満足度向上などに努めたほか、開発部門を再編してセグメント間の更なる連携強化に取り組んだ。
以上の結果、グループ連結業績は、連結売上高は1423億2800万円。内訳は、国内売上高が464億3000万円(5.6%減)で、海外売上高は958億9800万円(15・8%増)。海外売上高のうち米州が802億500万円(13・5%増)、その他海外が156億9300万円(29・3%増)であった。セグメント別概況は次の通り。
【小型屋外作業機械】売上高は1004億8500万円(10・5%増)で、国内は146億8200万円(2.7%減)、海外は858億200万円(13・1%増)。
国内は主力の刈払機やチェンソーの販売が減少したことにより減収。海外では主力の北米や欧州は国際物流の停滞により代理店や販売店での品薄状態が続いているものの、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う在宅時間の増加を背景にチェンソーやパワーブロワ、刈払機で高い需要が継続して大幅な増収となった。
【農業用管理機械】売上高は242億7600万円(12・2%増)で、国内は177億9800万円(8.0%増)、海外は64億7700万円(25・7%増)。
国内は政府による農家向けの経営継続補助金により高性能防除機械やモアの販売が伸長したことにより増収。海外は北米が農作物市場価格の上昇を背景に農業機械の需要が高まり、大豆やポテト収穫機の販売が好調に推移し大幅な増収となった。
【一般産業用機械】売上高は151億5900万円(11・4%減)で、国内は115億4300万円(24・8%減)、海外は36億1500万円(104・9%増)。
国内は投光機など一部製品で需要が回復しているものの、前年に伸長したガソリンスタンド向け非常用発電機需要の反動減に加え、販売活動の停滞により主に溶接機が減少して大幅な減収。海外は北米で経済活動の再開に伴い、昨年落ち込んだ発電機需要が回復したことにより増収となった。
【その他】24億800万円(5.6%増)。主要3事業以外の売上高は除雪機販売が好調に推移したことなどで増収となった。
なお、2022年12月期連結業績の見通しについて、売上高は1500億円(5.4%増)、営業利益117億円(25・4%増)、経常利益114億円(15・0%増)、当期純利益85億円(13・3%増)と見込んでいる(為替レート1米ドル110円、1ユーロ130円を前提)。また、本連結業績と同時に中間配当制度の導入ならびに定款の一部変更のほか、2021年11月10日に公表した12月期の期末配当予想について、直近の配当予想より4円増額の45円に修正したことも発表した。
当連結会計年度におけるやまびこグループは、主力の小型屋外作業機械において、海外市場では引き続きプロ向け「Xシリーズ」製品の拡販を進めるとともに、代理店のデジタルマーケティングの強化にも注力。国内では新製品投入やユーザーの満足度向上などに努めたほか、開発部門を再編してセグメント間の更なる連携強化に取り組んだ。
以上の結果、グループ連結業績は、連結売上高は1423億2800万円。内訳は、国内売上高が464億3000万円(5.6%減)で、海外売上高は958億9800万円(15・8%増)。海外売上高のうち米州が802億500万円(13・5%増)、その他海外が156億9300万円(29・3%増)であった。セグメント別概況は次の通り。
【小型屋外作業機械】売上高は1004億8500万円(10・5%増)で、国内は146億8200万円(2.7%減)、海外は858億200万円(13・1%増)。
国内は主力の刈払機やチェンソーの販売が減少したことにより減収。海外では主力の北米や欧州は国際物流の停滞により代理店や販売店での品薄状態が続いているものの、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う在宅時間の増加を背景にチェンソーやパワーブロワ、刈払機で高い需要が継続して大幅な増収となった。
【農業用管理機械】売上高は242億7600万円(12・2%増)で、国内は177億9800万円(8.0%増)、海外は64億7700万円(25・7%増)。
国内は政府による農家向けの経営継続補助金により高性能防除機械やモアの販売が伸長したことにより増収。海外は北米が農作物市場価格の上昇を背景に農業機械の需要が高まり、大豆やポテト収穫機の販売が好調に推移し大幅な増収となった。
【一般産業用機械】売上高は151億5900万円(11・4%減)で、国内は115億4300万円(24・8%減)、海外は36億1500万円(104・9%増)。
国内は投光機など一部製品で需要が回復しているものの、前年に伸長したガソリンスタンド向け非常用発電機需要の反動減に加え、販売活動の停滞により主に溶接機が減少して大幅な減収。海外は北米で経済活動の再開に伴い、昨年落ち込んだ発電機需要が回復したことにより増収となった。
【その他】24億800万円(5.6%増)。主要3事業以外の売上高は除雪機販売が好調に推移したことなどで増収となった。
なお、2022年12月期連結業績の見通しについて、売上高は1500億円(5.4%増)、営業利益117億円(25・4%増)、経常利益114億円(15・0%増)、当期純利益85億円(13・3%増)と見込んでいる(為替レート1米ドル110円、1ユーロ130円を前提)。また、本連結業績と同時に中間配当制度の導入ならびに定款の一部変更のほか、2021年11月10日に公表した12月期の期末配当予想について、直近の配当予想より4円増額の45円に修正したことも発表した。