生産者へ指標価格示す 米の現物市場開設へ 農水省が制度設計素案
農水省は1月25日、米の現物市場検討会を開き制度設計の素案を示した。素案では、開設者が売り手と買い手の取引条件をもとにマッチングする形となる見込み。大ロット(12t程度)については通年、小ロット(1t程度)は事前契約期及び出来秋での取引となる。これらの取引をもとに指標価格を算定。公表することで、生産者への需給のシグナルとして伝達し、生産者の需給に応じた生産を後押しする狙いがある。今後、3月中に改めて検討会を開き制度の枠組みを固める。