農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > 〝不苦悩〟(福農)目指す 第97回全国長良会を開催

〝不苦悩〟(福農)目指す 第97回全国長良会を開催

総合商社の福農産業(竹内良一社長)が組織する〝全国ながらグループ〟の「第97回全国長良会」が1月14~15日の2日間、大阪・中央区の大阪商工会議所で開催された。全国長良会は年2回開催されていたが、新型コロナの影響で、昨年から中止になっていた。
 農機業界は農家戸数の減少・高齢化やスマート農業への推進など変化が早く、この変化に対応し、グループが勝ち残れる営業戦略を協議した。
 まず、長良会の郷原喜眞男会長が「厳しい環境にあるが、メンバーの若いパワーと感覚で引っ張って頂きたい」と挨拶。
 続いて、本部の福農・竹内社長が「昨今の様々な商品の値上げ問題ですが、単純な価格改正をするだけではユーザー価格が上がり売れ行きが悪くなる。そのためにも本部では仕入れを最重点に真剣に厳しく追求し交渉、農業資材にも積極的に取り組む。新年1月からホームページを刷新、その中で長良会の存在意義を紹介。〝農家と共に歩む〟を掲げ、困っていることを解決するのが使命ですが、農家には苦悩が多い。長良会は〝不苦悩〟(福農)が役割で、農家が求める農具、資材を提供。また新しい商品の開発で農家の苦しみを解消させたい。これまでの営業はJAでのチラシ、テレフォンショッピングを主力にしていたが、それでは先がない。これからは、JA組合員の部会や協議会などに出向き、チラシに頼らない営業で数字を追いかけてほしい。来年6月に長良会第100回、50年目の節目を迎える。昔ながらの〝義理と人情〟を大事にするのが長良会で〝ここにありき〟を示そう」と力説した。

関連記事

AGRI EXPO新潟 ㉖年2月朱鷺メッセで初開催 

国際農機 作業時の不便解消に 実用的農機パーツを発売

国際農機 作業時の不便解消に 実用的農機パーツを発売

クボタ、大阪・関西万博2025で「未来の食と農」エリアを展示|汎用プラットフォームロボットがスマート農業の未来を描く

クボタ、大阪・関西万博2025で「未来の食と農」エリアを展示|汎用プラットフォームロボットがスマート農業の未来を描く

サタケ、「KOMECT(コメクト)」を第3回九州農業WEEKに初出展|DXを活用した次世代型生産支援システム

サタケ、「KOMECT(コメクト)」を第3回九州農業WEEKに初出展|DXを活用した次世代型生産支援システム