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2022年ISEKI全国ミーティング 『変革』を加速させる

井関農機(冨安司郎社長)は1月14日、『2022年ISEKI全国ミーティング』を開催した。コロナ感染症対策としてつくばみらい市の夢総研と全国の販売会社・関連会社の拠点をWebで繋ぐ形式に変更しての開催。総勢5000名が参加する盛大なものとなり、それが電波を通して伝わった。厳しい環境下も熾烈な商戦を勝ち抜き優秀な成績を収めた勝者達を称えると共に、創立100周年に向けての中期経営計画を皆で確認、中計2年目となる2022年のキックオフとなった。


 始めに冨安社長が挨拶。輝かしい成績を上げた受賞者の労を労い、また参加者に市場環境の方向性と中期経営計画、基本戦略と本年度の取組などを説明、協力を要請した(別掲)。続いて、縄田営業本部長が挨拶。広く感謝の意を表したあと、今回の全国ミーティングの意義を説明した。「創立100周年に向け、昨年よりスタートした中期経営計画について、国内営業の皆様に理解を深めて頂く場にさせて頂くとともに、2022年計画達成に向けたキックオフとする。2021年は新型コロナウイルス感染拡大の第3波、第4波、第5波と10月頃まで感染拡大の影響を大きく受けたが、新型コロナの荒波に揉まれる中にも関わらず、皆様のご奮闘も有り、中期経営計画の1年目の目標は、概ね達成することが出来る見通しだ」と報告。2022年の営業方針を説明した(別掲)。
 その後、オンライン表彰式。始めにスーパーセールスマンクラブ・エクセレントサービスマンクラブ・ルートセールスマンクラブ会員が認定され、チャレンジ賞、トラクタ拡販賞と併せ合計643名が表彰された。また特約店表彰では金賞12社、銀賞9社、銅賞16社、努力賞24社、合計61社が表彰された(別掲)。
 縄田幸夫営業本部長が、1人1人の受賞者、販売ディーラーにコメントを求め、オンライン越しの距離感を感じさせない一体感、臨場感を創出。温かみのある授賞式となった(表彰者は別掲)。
 特約店表彰で金賞に輝いた埼玉県の㈱石井農機の若林勇社長が受賞者を代表して挨拶。「非常に名誉なことです。全社員の努力の結果だと思っています。昨年は先の見えないコロナの状況、米価の下落、肥料価格の高騰などで非常に厳しかった。今年も厳しい市況が予想されますが、隙間というのは必ずあります。心がけているのは、売りたいものではなくお客様の欲しいもの売っていくことです。要は展示会、予約会。今年もがんばってまいります」と述べた。
 休憩を挟み、深見常務が新中期経営計画の概要を、具体例を挙げながら、かみ砕いて説明(別掲)した。その後、今の厳しく、不透明な現状の課題を解決して中計を達成することをテーマに、縄田取締役常務執行役員、小田切元・取締役常務執行役員、谷一哉・取締役執行役員という、これからの井関を牽引していく営業・開発製造・海外営業の3本部長によるパネルディスカッションが行われた(別掲)。
 エンディングは菊池昭夫会長の挨拶。長期ビジョンについて説明し「井関の長期ビジョンは、まさにSDGsそのものです。誇りを持ちこれからも頑張って下さい」と語り(別掲)棹尾を飾った。

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