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ササキコーポレーションが新型超耕速マックスハローエース 耐久性・剛性が向上 電動仕様3.3mモデルを一新

ササキコーポレーション(佐々木一仁社長)は、最高速度5.5㎞/h(ほ場条件により異なる)の超耕速マックスハローエースから、作業幅3.3m電動仕様を「MAX334DXA」としてモデルチェンジして販売を開始する。新型機は耐久性と剛性を向上してより強靭なボディを実現。トラクタに装着したまま公道走行をするのに必要なラベルが標準装備されている。

 昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大の影響で、農業においても外食需要の減少など多大な影響が生じている。そのため、これまで以上に低コストで効率的な生産システムを志向する生産者が多くなることが予想される。そうした生産者に推奨したいのがササキコーポレーション=青森県十和田市里ノ沢1―259=の超耕速代かき機「マックスハローエース」だ。
 最高速度5.5㎞/h(ほ場条件により異なる)の高能率作業を実現して喜ばれている同機。電動仕様は耐久性と剛性を高めて強度を向上させ、泥の流れをより内側へ変え、ワラ・泥を逃さない新形状フロントウェーブガードを装備することで作業性能を向上。より生産コスト削減に貢献する「MAX―4DXAシリーズ」と進化しており、今回新たに作業幅3.3mモデルがラインナップに追加した。
 新モデルの適応トラクタ馬力は35~55‌PS。特長はレベラー支点部ブラケットの耐久性を従来機の2倍に向上したこと。更にサイドフレーム部の剛性を高めるため、サポートフレームの強度もアップさせて耐久性を高めた強靭なボディを実現。タフなほ場条件の使用でもメンテナンス費用を抑えることを可能にする。
 作業性能面では「NEWフロントウェーブガード」を装備したことにより、高速作業でサイドへ逃げる泥の流れをより内側へと変え、ワラや泥をさらに逃がさず作業。また、新設計のカバー内部構造により、ワラが多いほ場でも耕耘部で滞留を防ぎ、表面への浮きを軽減する。また、カバー内部のワラの挟まりを解消し、スムーズな連結性能を実現する。次に、新機構の「レバー式レベラー調圧機構」で簡単にレベラー加圧(2段階)ができ、ほ場の土質に合わせて最適な整地圧に調整することで、砕土性・均平性が向上し、作業性能を高めている。
 公道走行対応については、トラクタに作業機を装着したまま公道を走行するために必要なラベルを作業機前部両端に白色反射器、後部両端に赤色反射器、後部中央に制限を受けた自動車の標識を標準装備。全幅(格幅)2260㎜なので、トラクタ装着時の全幅2.5m以下条件に該当し、特殊車両通行許可が不要だ。
 これで超高速マックスハローエースの電動仕様について、ラインナップがMAX334/374/414DXAの作業幅3.3~4.1mに。中型トラクタ向けならではの小回り性能と新機能を搭載した高能率・高耐久の新型超耕速マックスハローエースが、代かき速度のアップや回数削減によって作業時間を短縮し、生産コスト削減に貢献する。
【MAX334DXAの概要】▽作業幅/格納幅=3430/2260㎜▽適応馬力=35~55‌PS▽メーカー希望小売価格=税込144万6500円~153万4500円。

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