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K―DIVEに注目 遠隔操作システムを展示 ~コベルコ建機~

コベルコ建機=東京都品川区北品川5―5―15=は、12月6日~8日、都内にある東京ビッグサイト西展示棟で開催された「第一回建設DX展」に出展した。同展は建設業のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術が一堂に会しており、同社では、実用化に開発が進む建機の遠隔操作システム「K―DIVE」や、クレーンの施工計画立案のためのアドオン型シミュレーションソフト「K―D2PLANNER」を展示して注目を集めていた。
 「K―DIVE」コンセプトというのは、働く人を中心とした「建設現場のテレワークシステム」で、重機の遠隔操作システムのこと。重機の遠隔操作を実現すると共に、建機オペレーターのリモートワークが可能。クラウド(Microsoft Azure)に蓄積された操作時間・作業内容などの情報を分析、現場を見える化する。
 今回は、会場から約800㎞離れた、広島県広島市の同社五日市工場内にある回転フォーク仕様とバケット仕様の2台の機械を会場内から来場者に実際に操作をしてもらい、一連の作業ができることを体験することで、アピールした。
 同社の担当者は、生産性の向上、安全性の確保、組織の活性化などの提供価値を挙げた上で、将来的には、林業現場での実用化も視野に入れているなどと話していた。
【K―DIVEの主な特長】①遠隔操作による建設現場にいる必要性の減少②管理事務所からの遠隔操作による現場全体の運営円滑化③多接続機能による作業の効率化④ダッシュボード機能による管理効率化⑤長期的な人材育成及び人材活用⑥現場改革を通じたコミュニケーションの活性化⑦就業者の視野拡大と定着率の向上。

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