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地域農業をけん引、町の活性化図る 金山ドリームファーマーズ

近年、突発的な降雨などが頻発しており、高品質生産のために、乾燥・調製作業の重要性が高まっている。ヤンマーアグリジャパン東北販売部では、乾燥・調製施設の設計も含めた製品の提案を行い、農家の高品質生産への取組を応援している。
 山形県では、農事組合法人金山ドリームファーマーズ=最上郡金山町=で、同社プラント部の設計による乾燥・調製施設が、令和元年より稼働。高品質な大豆やそばの生産に貢献している。また、同法人は農機の約9割がヤンマー製。そして、農機の購入や修理などで全面的に信頼を置いているのが、県内の有力販売店、阿部農機店である。阿部農機店からの紹介で、同法人に、ヤンマーアグリジャパン東北販売部専任部長の角秀一氏に同行いただき、代表理事の今田政男氏に話を聞いた。
 同法人は、転作作物を受託するために町内の認定農業者が中心になり、平成13年に結成された『水田高度利用組合』が母体となり、平成19年に法人化した。現在の構成員は12名で、作物はそば60‌ha、大豆35‌ha、にら8ha‌。町の転作面積の約4分の1をカバーする大規模な水田営農の担い手組織として活躍している。
 同法人の活動では、町を1農場と捉えてエリアを3つに分け、3班体制で効率的な低コスト生産を実践している。こうすることによって、町全体の転作が取組みやすくなるとともに、構成員の個別経営である水稲の規模拡大を図った。

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