多面的機能維持へ 岩手県棚田地域振興計画
岩手県では、棚田地域の振興を進めていくため、「岩手県棚田地域振興計画」を策定している。計画期間は令和2年度から令和6年度。計画の内容をみていきたい。
同県の中山間地域は、県土の約8割を占め、農業の生産活動はもとより、県土の保全や自然環境の維持、伝統文化の継承などの多面的機能を有している。また、中山間地域は、急勾配や農地分散など、不利な生産条件の中で、地域の核となっている担い手や、小規模・兼業農家などの多様な経営体が生産活動に携わっているのが現状。一方、県南地域の棚田は「日本の棚田百選」にも認定されている。そのようななか、棚田地域の振興に当たっては、県・市町村をはじめ、農業者や農業者の組織する団体、地域住民など、多様な主体の連携・協働を促進しながら、地域の特性に即した取組を推進していくとしている。
同県の中山間地域は、県土の約8割を占め、農業の生産活動はもとより、県土の保全や自然環境の維持、伝統文化の継承などの多面的機能を有している。また、中山間地域は、急勾配や農地分散など、不利な生産条件の中で、地域の核となっている担い手や、小規模・兼業農家などの多様な経営体が生産活動に携わっているのが現状。一方、県南地域の棚田は「日本の棚田百選」にも認定されている。そのようななか、棚田地域の振興に当たっては、県・市町村をはじめ、農業者や農業者の組織する団体、地域住民など、多様な主体の連携・協働を促進しながら、地域の特性に即した取組を推進していくとしている。