農水省が農林水産研究イノベーション戦略2021策定 無人生産システムなど研究開発の方向性示す
農水省は6月11日、「農林水産研究イノベーション戦略2021」を策定した。同戦略は食料・農業・農村基本計画に基づき毎年策定しているもので、今回の戦略では重点分野として「スマート農林水産業」「環境」「バイオ」の3分野について、今後の研究開発の方向性を示している。「スマート農林水産業」では、データ駆動型生産システムの構築や新たな農業支援サービスの実証・育成などを進める。また、産学官と現場が一体となった研究開発環境の整備強化の方向性も示している。