林業機械化シンポで情報提供 イノベーション推進 林野庁研究指導課・木下仁氏
林野庁とフォレスト・サーベイは2月5日、令和2年度林業機械化推進シンポジウム「コロナ禍における林業DXへの取組」をオンラインで開催した。その中で、林野庁森林整備部研究指導課の木下仁課長が「林業イノベーションの推進について」と題し、情報提供した。その内容を報告する。
◇
戦後に造林した木が収穫期を迎える一方で、林業は多くの問題を抱えています。低い労働生産性もその一つです。主伐で一人1日あたりの生産性が7㎥ほどですが、同じ地形条件のオーストリアでは30~60㎥で、日本は大きく劣っています。労働災害率の高さも深刻です。全産業の10倍近い数字で、死亡災害も10倍近い開きがあります。
◇
戦後に造林した木が収穫期を迎える一方で、林業は多くの問題を抱えています。低い労働生産性もその一つです。主伐で一人1日あたりの生産性が7㎥ほどですが、同じ地形条件のオーストリアでは30~60㎥で、日本は大きく劣っています。労働災害率の高さも深刻です。全産業の10倍近い数字で、死亡災害も10倍近い開きがあります。