井関農機の20年1月期連結業績 売上高0.4%減1493億円、来期1535億円見込む

井関農機(冨安司郎社長)は2月15日、2020年12月期連結業績を発表した。売上高は前年同期比0.4%減の1493億400万円、営業利益は、減収による粗利益の減少を販管費の削減で吸収しきれず同24・1%減の20億8400万円となった。経常利益は為替差損及び持分法投資損失の縮小等により同53・6%増の17億200万円、税金等調整前当期純損失は、中国の持分法適用関連会社の出資比率低下に伴う持分変動利益の計上はあったものの、減損損失の計上により71億1400万円(前期は同期純利益13億200万円)となった。親会社株主に帰属する純損失は、再評価に係る繰延税金負債の取り崩しに伴う税金費用の減少もあり56億4100万円(前期は同7億2300万円)となった。期末配当はなし。
【当期売上の概要】日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、感染拡大防止と社会経済活動維持を両立していく政府の取り組みもあり、企業収益の減少幅が縮小するなど持ち直しの動きもみられたが、秋以降の感染再拡大により回復は緩やかなものにとどまった。海外についても、徐々に経済活動が再開され緩やかな回復の兆しがみられたが、先行き不透明な状況が続いた。
このような状況の中、国内では、新商品の投入や顧客対応の充実など、農業構造変化への対応強化。海外では、主力市場である北米、欧州、中国、アセアンでの販売強化に努めてきたが、連結経営成績は以下の通りとなった。
【当期売上の概要】日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、感染拡大防止と社会経済活動維持を両立していく政府の取り組みもあり、企業収益の減少幅が縮小するなど持ち直しの動きもみられたが、秋以降の感染再拡大により回復は緩やかなものにとどまった。海外についても、徐々に経済活動が再開され緩やかな回復の兆しがみられたが、先行き不透明な状況が続いた。
このような状況の中、国内では、新商品の投入や顧客対応の充実など、農業構造変化への対応強化。海外では、主力市場である北米、欧州、中国、アセアンでの販売強化に努めてきたが、連結経営成績は以下の通りとなった。