振動で害虫を防除 琉球大と森林総研がタバココナジラミで実証

琉球大学及び森林総研の研究グループはこのほど、植物体に振動を与えることでタバココナジラミの密度を減少させられるとの研究結果を明らかにした。
昆虫は植物のような固体を伝わる振動や音を知覚し、逃げ出したり、動きを止めるといった様々な行動を起こすことが知られている。こうした昆虫の性質を応用し、人為的に振動や音を与えて昆虫の行動を変化させることで植物への定着を防ぐ害虫防除技術が注目され始めている。
昆虫は植物のような固体を伝わる振動や音を知覚し、逃げ出したり、動きを止めるといった様々な行動を起こすことが知られている。こうした昆虫の性質を応用し、人為的に振動や音を与えて昆虫の行動を変化させることで植物への定着を防ぐ害虫防除技術が注目され始めている。