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フジイ 「ぅわ~きっず」開催 小学生が現場作業を体験

フジイ 「ぅわ~きっず」開催 小学生が現場作業を体験
フジイコーポレーション=藤井大介社長、新潟県燕市小池285=は、小学生向けの就業体験イベント「ぅわ~きっず」を本社工場で開催した。8月4日には小学3.4年生、5日には小学5.6年生の親子が参加。実際に出荷される除雪機などの組み立てや検査に挑戦。"出来た"という成功体験を通じ、作業が進むにつれ、目を輝かせ成長する姿を見せた。
 「ぅわ~きっず」は、燕・三条地域のものづくりや加工技術を子供たちに伝え、地域産業の未来を担う人材育成や地域貢献につなげる目的で2015年にスタート。実際にユーザーへ届く本物の製品ラインに入って作業を行うリアルな就業体験が最大の特長で今回で9回目の開催。そうした点が評価され2020年には文部科学省の「青少年の体験活動推進企業表彰」で最高賞の文部科学大臣賞を受賞している。
 初日の4日は、小学3.4年生の男の子3名と女の子2名と保護者の合計5組が参加。入社式で燕市の遠藤一真副市長が激励。「本物の工場で実際に販売される製品の組み立てに携わる機会は滅多にないこと。安全第一で会社の方の指示をしっかり聞き、夏休みの大切な思い出にしてください」などと話しかけるように述べた。その後、早速専用の作業着に身を包み、担当する現場へ配属。ピッキングや台車搬送を行う「マテハン」、ピッキングとマスキングを担当する「塗装」、「サブ組み」、「小型機組み立て手伝い」、「製品検査」の各工程に分かれ、社員の指導のもと、前半・後半で本格的な作業に従事した。終了後には報酬として得た『ぅわ~きっずマネー』でお父さんお母さんの分も含めて昼食や飲み物等を購入。働く価値や親への感謝の気持ちを学ぶ貴重な経験をしていた。
 印象的だったのは子供たちの劇的な変化。最初の自己紹介では緊張から小さな声で挨拶していた子供が作業を一つひとつやり遂げることで自信を獲得。時が経つほどにイキイキとした表情に変わっていった。中には昨年に続いて参加した子供も。とても楽しかったので志願したといい、「来年もまた来たい」と元気よく答えていた。
 保護者にとっても地元企業の高度な製造技術を見る貴重な場となったようで、社名は知っていたがどのような事業を展開していたかまでは知らなかったというある保護者は「地元に世界へ技術を届ける企業があると知り、親にとっても大きな学びになった」と話し、別の保護者は「プロの正確な作業や細やかな工夫に深く感銘を受けた」と感心しきり。別の参加者は「昔から知る会社だが女性スタッフも多く活気を感じた。検査工程で除雪機を操作させてもらい喜んでいた」と目を細めた。
 退社式では一人ずつ修了証を授与。最後に行った高所作業機HF350Mを使っての収穫体験では子どもの顔にもどっていた。同社は今後も子供の成長の機会を提供しつつ、地域社会との絆を深める場として続けていく考え。

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