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農産物高が資材高上回る 交易条件指数109.8

農水省はこのほど令和7年農業物価指数(令和2年基準)を公表した。
 農業生産資材価格指数(総合価格指数)は124.2で前年比3パーセントの上昇となった。このうち、農機具は同4.9パーセント上昇の113.6。農水省によると、コンバイン、乗用トラクタ(25PS)等の価格が上昇したことなどによる。農機具は令和3年以降上昇が続いている。内訳をみると、大農具は合計が同5.5パーセント増の113.2。ほぼすべての項目で増加しており、動力田植機(4条)は同6.4パーセント増の115.1、乗用型トラクタ(25PS内外)は同7.7パーセント上昇の115.1、コンバイン(2条刈り)は同4.8パーセント上昇の111.8など。
 また、農業薬剤は令和7年が116.9で同1.8パーセントの上昇。こちらも令和3年以降上昇傾向が続いている。肥料は、令和4年に同27.4パーセントの130.8と大幅に上昇、以降比較的高水準で推移しており、令和7年は同2.5パーセント上昇の140.3と前年の減少から上昇に転じた。このほか、畜産用動物は同14.1パーセント上昇の99.0、飼料は同2.0パーセント低下の137.7、光熱動力は同3.7パーセント上昇の134.8など。
 一方、農産物価格指数(総合価格指数)は同16.3パーセント上昇し、136.4となった。令和2年から右肩上がりを続けている。品目別で特に伸びが著しかったのは米で同69.4パーセント上昇の194.0となっている。なお、経年では、令和5年までは100を下回っていたが、令和6年に同26.9パーセント上昇の114.5となり、翌7年も引き続き上昇を続けている。
 このほか、前年からの上昇率で二桁の伸びを示していたのは、鶏卵(同33.4パーセント上昇の185.7)、子畜(同21.8パーセント上昇の91.7)、いも(同16パーセント上昇の123.5)、工芸農作物(同10.3パーセント上昇の127.3)の5品目。また、指数自体でみると、麦(同7.5パーセント低下の93.3)及び子畜以外のすべての品目で100を上回った。
 これらの結果、農業交易条件指数(農産物価格指数を農業生産資材価格指数で割ったもの。上昇が収益環境の改善を意味する)は、109.8で同12.8パーセントの上昇。なお、令和3年から6年までは100を下回っており、基準年以降でははじめて100を上回った。

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