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【高温対策向けバイオスティミュラント】日本農薬 初期生育を支える 根圏で働くバチルス菌

【高温対策向けバイオスティミュラント】日本農薬 初期生育を支える 根圏で働くバチルス菌
日本農薬の微生物BS資材「クロスバリュー」が、水稲やトマトなど様々な作物の根の発達を促し、生育初期の土台づくりを担う技術として注目されている。「クロスバリュー」の有効成分バチルス菌2種類の微生物は、通常は芽胞と呼ばれる頑丈な構造に包まれて休眠しており、適度な水分下で発芽する。水に溶かして根元に施用すると、活動を開始したバチルス菌が根表面に付着し、膜状のバイオフィルムを形成・拡大し、外部ストレスから根を保護する。さらに2種類のバチルス菌が、それぞれ根の発達促進や難溶性リン酸の可溶化といった役割を担い、水分・養分の吸収効率改善を行う。これらのメカニズムから、微生物の力で環境ストレスへの耐性を強化し、成り疲れ・樹勢改善、収量・品質の安定化、しおれ・枯れの軽減が期待できる。
 バチルス菌は根の生育に作用することから、水稲や野菜類、果樹など作物を問わず適用が期待できる。効果的な使用としては、生育初期、特に育苗期前半での施用がポイントで、希釈液を根域全体に行きわたらせることが重要とされる。特に水稲では高密度播種苗、葉菜類では活着促進、ネギやかんしょでは初期生育などが期待される。
 使用方法は、水稲では育苗期に100倍で希釈して灌注処理する。農薬に比べ希釈倍率が低いため、十分に攪拌して溶解させることが重要である。また、殺菌剤「パレード20」との混用も可能。水稲の高温対策として、育苗期は「クロスバリュー」、後期は「登熟歩合向上・高温登熟下における白未熟粒の発生軽減」の農薬登録を持ち、いもち病対策にも用いられる「フジワン」施用など体系的な利用も可能だ。

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