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北海道クボタ 整備現場に涼風を 静岡製機製の冷風機を配備

北海道クボタ 整備現場に涼風を 静岡製機製の冷風機を配備
かつては「涼しい」とされた北海道の夏も昔の話。今や全国的な猛暑と無縁ではなくなり、農機整備の現場環境を改善する動きが加速している。北海道クボタ(札幌市)では、静岡製機製の気化式冷風機「RKF406α」を昨年、全拠点へ計約60台導入。冷えすぎない「水の力」による涼風が、汗だくで作業にあたるサービスマンの身体的負担を軽減。作業環境改善に注力している。
 同社の村上貴史常務取締役によれば、選定の決め手は「動きやすさ」と「5℃の差」とのこと。一般的なエアコンは急激に温度を下げるが、激しく動く整備現場ではかえって身体が強張り、作業効率を落とす側面があった。その一方で扇風機では熱風をかき混ぜるだけで不十分との声もあり、「周囲より5℃ほど低い涼風は、汗をかくサービスマンにとって非常に動きやすい」と村上常務取締役は経緯を述べた。
 導入したRKF406αは気化熱を利用するため、スポットエアコンのような背面からの熱風が発生しない。この「排熱ゼロ」の特性が、限られたスペースでの作業が多い整備工場において、他のエリアの温度上昇を招かない利点となっている。当初、10台を試験的に購入し、各支社に配って現場でテストを実施。実際に使用したサービスマンから「良いですね」と非常にポジティブな反響が寄せられたことから昨秋までに全拠点への配布を完了させたという。現場から「1人に1台、あるいは2人に1台欲しい」といった増設を希望する声も上がり始めており、期待の高さが伺える。村上常務取締役は、実際の使用感や台数の過不足について、記録的な暑さが予想される今夏のフル稼働を経て、さらに検証を進める考えだ。
 ※取材日は3月24日・25日。

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