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手散布のような防除を やまびこジャパン 共立スイングスプレーヤ発売

手散布のような防除を やまびこジャパン 共立スイングスプレーヤ発売
やまびこジャパン=蘆田暢之社長、東京都青梅市末広町1―7―2=から、新しい防除スタイルが可能な「共立スイングクローラスプレーヤ/CHS363HS」が登場した。ぶどうや梨などの棚栽培から、キュウリ・トマトといった立体栽培まで幅広く対応。手散布から解放されたい一方、大型SS(スピードスプレーヤ)ではオーバースペックと感じる生産者に「ちょうどいい」製品だ。
 最大の特長は、ノズル自体が前後左右にスイングする独自の散布メカニズム。従来のSSが強い風圧で薬液を飛ばすのに対し、同機はスイング動作によって薬液を広角に散布し、葉を優しく揺らしながら樹冠内部まで確実に浸透させる。これにより、風散布では難しかった"葉裏への付着"を的確にし、手散布のように、満遍なく、隅々まで散布。農薬のムダを減らして防除効果を最大化する設計となっている。
 実際のほ場では、作物の成長段階や棚の高さによって最適な散布位置が異なるが、同機は薬液配管を3分割設計とすることで、植栽形態や散布方法に応じた無駄のない効率的な散布が可能。さらに、散布装置自体の高さを4段階に調整できるため、キュウリやトマトの立体栽培から果樹の棚栽培まで、ターゲットを外さない的確な防除をサポートする。また、"ぬかるんだほ場でもスムーズに動きたい"という声に応え、走行部にはイコライザー付きクローラを採用。凹凸や軟弱地盤でも安定した接地感を保ち、優れた旋回性能を発揮。HST(油圧無段変速)の搭載により、レバー操作ひとつで滑らかな加減速が可能となり、狭いほ場内での取り回しストレスを大幅に軽減している。
 350リットルの大容量タンクは、薬液に強いポリエチレン素材を採用して耐久性にも優れ、薬液ポンプには、耐摩耗性に優れた共立セラミック動噴を搭載。余裕の吸水能力で安定した散布を実現している。
 操作パネルもレイアウトを整理し使いやすさが格段に向上。コンパクトなサイズなので、軽トラックやハイエースに積載できるコンパクト設計の他、安心の駐車ロックのほか、挟まれ防止機構、緊急停止スイッチも標準装備している。
 各地で行われた春の展示会で披露して関心を呼んだ同機。「動噴での手散布は体力的につらくなってきたので…」という生産者には、防除作業のあり方を変える最良のパートナーになりそうだ。
 【CHS363HSの主な仕様】▽寸法(長さ×幅×高さ)=1900×680×1170㎜▽本体乾燥質量=270㎏▽薬液タンク=350リットル▽ポンプ吐出量=37.6リットル/min▽排気量=181㎥▽エンジン出力=3.4kW▽ノズル種類=ディスクノズル▽ノズル個数・分割数=12個/3分割▽税込希望小売価格=176万円。

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