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業界から3社が受賞 第35回ネーミング大賞

業界から3社が受賞 第35回ネーミング大賞
日刊工業新聞社主催の「第35回読者が選ぶ「ネーミング大賞」(2024年度)の表彰式が3月6日に経団連会館(千代田区)で行われ、各入賞者の栄誉が称えられた。
 業界関連では、キャニコム(包行良光社長)の乗用草刈機「フルーティまさお」がビジネス部門1位に、ホタルクス(山村修史社長)とシー・アイ・シー(芳賀英武社長)のチャバネゴキブリ殺虫機器「ゴキ減用(げんよう)ライト」が同2位に、また、オカネツ工業(和田俊博社長)のラジコン式ハンマーナイフ草刈機「AIRAVO(アイラボ)」がアイデアネーミング賞にそれぞれ選ばれた。なお、キャニコムは第17回に「電導よしみ」が初受賞して以来、19回連続の受賞。
 同賞は、昨年発売されヒットし、話題となった新商品や新サービスのネーミングの中から、内容を的確に、かつ感性豊かに表現したものが選ばれる。なお、大賞にはキリンビールの「キリンビール晴れ風」が選ばれた。
 日刊工業新聞社の井水治博社長から表彰を受けたキャニコムの包行均会長は、「現代の色男とは何かをテーマとしており、力があって、デザインやスタイルが良い、どんな状況にも対応できる、優しいなどの要素がフルーティまさおにはあり、これをもとに名付けた。来年受賞すればついに20年連続。自信の新商品と共に必ず帰ってくる」と意気込みを語った。
 また、ホタルクスの倉石咲子氏とシー・アイ・シーの白川篤氏は「ゴキブリを減らす効果とゴキブリがいなくなってユーザーにごきげんになってほしいという想いを表した。ゴキブリにはマイナスなイメージがあるが、敢えてごきげんようという明るい言葉にしている」という。
 オカネツ工業の和田社長は、「ラジコンなので車高低いが、馬力もあってユーザーに便利・好きだと思ってもらえるよう、名前に込めた。また、2月にグッドカンパニー賞、そして今回はネーミング大賞を受賞した。この勢いで来年も賞に選ばれたい」と話した。