農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

諸岡＝茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町３５８＝では、社内の省エネとＣＯ２削減を目的に、今月から生産技術本部事務所のエアコンにあるアイテムを取り付けた。今後も各営業所に採用する方向だという。そのアイテムの名は「コンティニューム」。中央精工（本社：東京都港区）が販売している〝静電気除去シート〟で、これまで装着した場所で平均20％（同社実績）エアコンの電気代削減を実現させている画期的な製品だ。
　ポイントはエアコンの静電気障害による性能低下からの回復。コンティニュームは天然鉱物の物性で常にマイナス電位を維持し、エアコン内部のファンの回転などで発生するプラスの静電気を除去することで熱交換効率を回復。コンプレッサーの稼働を緩やかにさせることで省エネを実現させる仕組みだ。
　集塵フィルターと熱交換器の間に設置し、フィルターの大きさに合わせハサミで簡単に切れるので家庭用エアコンをはじめ、あらゆる空調の室内機に装着できる。取り付けも簡単にでき、メンテナンスフリーな上に10年は十分持つ耐久性も備えていることから名だたる大企業や店舗施設、病院など数多くの企業が採用。経費節減のみならず、地球温暖化防止にも貢献している。
　日本国内の工場で製造されており、製品カラーはダークブラウンでハニカム柄。サイズは縦約49㎝×横48㎝×厚み2.5㎜、重量約２００ｇとなっている。エアコンが必須となった今、少ない投資で大きな効果が得られるコンティニュームは是非注目して欲しい。
　問合せについては中央精工茨城営業所の湯浅氏まで。