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日本農業賞 農業発展をけん引 個別・組織の計8件を表彰

日本農業賞 農業発展をけん引 個別・組織の計8件を表彰
第53回日本農業賞(主催:全中、都道府県農業協同組合中央会、NHK)の表彰式が3月9日、東京都渋谷区のNHKホールで開かれた(受賞者については本紙既報)。
 同賞は、農業経営に意欲的に取組み、優れた功績をあげた農家や団体を表彰するもの。会場では個人経営の部、集団組織の部それぞれ大賞3件、特別賞1件に表彰状、賞杯が、また大賞には農林水産大臣賞として賞状が授与された。
 表彰式では、はじめに全中の山野徹会長、NHKの稲葉延雄会長が主催者として挨拶。山野会長は「受賞者の皆様が共通して取組んでいる担い手育成や新規就農者への支援、地域資源の有効活用などで、改めて食料安全保障や持続可能な農業に向けた対応の重要性を強く認識した。皆様の取組はJAが示す『国消国産』を大きく前進させると考えている。JAとしても消費者の理解を得ながら農業と地域の振興に一層の役割を発揮していく」と述べた。
 また、来賓として坂本哲志農相は現在食料・農業・農村基本法の改正について国会に提出したなどと説明したうえで、「農業政策が大きな転換点に立っているとの自覚を持ち、食料安全保障の確保に向けた改革元年として、 基本法の改正と合わせて関連施策の実現に全力を尽くす。受賞した皆様においては、新たな基本法のもとでも、 引き続き日本農業のトップランナーとして活躍し、わが国の農業の発展をけん引する大きな力となることを期待申し上げる」と挨拶した。
 その後、受賞者の取組を動画で紹介しつつ、部門ごとに表彰状と賞杯が手渡された。また、中央審査会の盛田清秀委員長が審査講評。今回の受賞者の特長として、①農業本来の在り方と言える自然との共生、地域における資源循環の再構築を目指した②食料安全保障の根幹である農地を守り農業の担い手を育てている③高齢過疎化が進む条件不利地域で農業の活性化を図り地域社会を守り支える④輸送分野における「2024年問題」へ先駆的に取り組んでいる―の4点をあげた。

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