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新潟クボタ 創立60周年記念式典開催

新潟クボタ  創立60周年記念式典開催

〝人間立社〟を掲げ 700名が新しい門出を祝う

 新潟クボタ(吉田丈夫社長)は、2月14日、朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで創立60周年記念式典を開催、約700名(招待客300名、社員400名)が出席した。60周年を支えた関係者に感謝の意を表すとともに盛大に祝い、新社長が新たに掲げた『人間立社』の経営理念の下で、結束し、One Kubotaの一員としてお客様を支えていくと誓った。

 会場にはクボタの渡邉大副社長、木股昌俊特別顧問、花角英也新潟県知事、中原八一新潟市長、モンゴルの協力企業、また、農機業界各社のトップなども駆け付けていた。
 始めに吉田丈夫社長が挨拶。「当社は昭和39年の創立以来、新潟県農業と共に歩んできた。その道のりは決して平坦ではなかったと思う。それでもなお事業を拡大しつ 休憩をはさみ『感謝の集い』。始めにクボタの北尾社長がビデオメッセージ。「創立60周年、おめでとうございます。新潟クボタさんには常に新しい取り組みにチャレンジし、全国のクボタグループを力強くリードして頂いている。これもひとえに吉田会長、吉田社長を始めとする経営幹部の皆様の先見性と力強いリーダーシップと社員の皆様方の努力の賜物と、一緒に歩むパートナーとして心強く感じている。クボタはいつも新潟クボタさんに寄り添っていく。〝人間立社〟の理念の下、新しい未来と元気な新潟農業を築いて下さい」と述べた。
 その後、新潟古町芸妓による、口上、祝舞。会場は艶やかな華やぎが満ちた。続いて鏡開き。乾杯の挨拶は新潟経済同友会特別幹事の山本善政氏。山本製作所の山本丈実社長が来賓祝辞。「今年は運気を招くという甲辰の年。上り龍のごとくの成長を」と述べた。その後、新潟県農機商組の三林進理事長が祝辞。「至夫会長、丈夫社長なら最強の会社になる。ともに新潟農業を支えていこう」と述べた。
 続いて感謝状贈呈。吉田会長からモンゴルのガンツェツェゲ・テクニックインポート社社長が表彰された。モンゴルの民族楽器馬頭琴が奏でられる中、歓談の時間は瞬く間に過ぎ、吉田会長が謝辞。「真剣に経営をしてきた。そして生きながらえて実の倅に社長を譲ることができ、幸せな人生だったと思っている。〝人間立社〟なんてよくも思いついたものだと思うが、非常にピンときた。人間はそれぞれ色々な考え方をする。だが、そのベクトルが一つの方向を向いたときに、凄い力になる。それが人間だ。社員の皆さん、がんばりましょう。新潟クボタが発展することが新潟県農業の発展、ひいては日本の発展につながる。農業を21世紀の主力産業にするべく頑張ろう」と述べ、閉会となった。つ、微力ながらも新潟県農業や地域に貢献ができてきたのは、常に変化の先頭に立ち、その様な挑戦を良しとする志を世代を超えて共有し、皆様とも共有できたためだ」。
 そして各方面に感謝を伝えた。「クボタをはじめとする農機メーカーの皆様においては、素晴らしい製品の供給と、また現場で汗を流しながらのご支援に感謝している。これからも、当社はOne Kubotaの一員として、新潟において最も頼れるパートナーとしてあり続けたい、そしてこれからもOn Your Sideの精神で、お客様を支えていく」と。
 続いて新潟県、新潟市など市町村、販売店、米穀・肥料事業・農業施設事業・車両特販事業などの関係者、モンゴルの関係者、地元経済界、社員、OB、生産者にも、それぞれに感謝の意を伝えた。
 結びに、今年社長を引き継ぐにあたり経営理念を刷新、『人間立社』としたと宣言。「当社の最大の財産は社員であり、お客様。いずれも人間だ。その人間を中心に据えて会社を盛り上げ、社会に貢献する、それが〝人間立社〟だと考える。現在世界的には気候変動、国内においては人口減少という大きな課題に誰しもが直面している。そのことは当社の事業においても全く同様だ。当社は自らが取り組む事業において、それらの課題を乗り越え、その解決にできる限りの貢献をしたいと考えている。刷新した経営理念をもとに、デジタル化、グローバル化といった時代の変化をチャンスに変えて社業に邁進する」と決意を表明した。


                                   渡邉副社長

 次に来賓祝辞。クボタの渡邉副社長は、「クボタは、水・環境・農業の分野で持続可能な未来に貢献する技術開発に注力している。その中、新潟クボタさんは製品開発や技術の実証において、常にグループの先頭に立ち、またお客様に寄り添い、クボタブランドの向上に貢献してこられた。これからもグローバルメジャー・クボタの先頭を行くパートナーとして100年企業目指し成長してほしい」と感謝と期待の意を示した。

 

                                 花角県知事
 
花角英世・新潟県知事が祝辞。「令和4年には県と連携協定を結びスマート農業の推進や新潟米の輸出拡大に積極的に取り組むなど県農業へ貢献頂いている。引き続き、担い手が将来展望を持てる農業経営への貢献に期待している」と述べた。

                                 中原市長

 中原八一新潟市長は「新潟クボタ様は、市が2014年に国家戦略特区に指定された際には、地元生産者とともにNKファームを設立するなど本市農業の発展に大きく貢献頂いており、とても感謝している」と述べた。
 並木富士雄・新潟経済同友会代表幹事は「吉田会長には同会の筆頭幹事としてご尽力頂いている。これまで新潟クボタ様は〝革新こそ伝統である〟の考え方に立脚され、環境の変化に果敢に挑戦し、新潟の農業、生産基盤の近代化に先導的な役割を果たされ、その挑戦、先見性が新潟県農業の発展の礎となってきた。今後は〝人間立社〟を実現し、100年企業を目指されて欲しい」などと述べた。


         
                クボタの渡邉副社長から伊藤常務に感謝状 

 次にクボタから感謝状。渡邉副社長から新潟クボタの伊藤公博常務に贈呈された。クボタと共にスタートしたコメの輸出事業や日本国内のクボタディーラーとしては初の海外進出となるモンゴルにおける農業機械の販売事業への尽力が、クボタグループの新規事業拡大への貢献として表彰された。
 その後、新潟シンフォニエッタTOKIによる弦楽アンサンブルの音色が会場を厳かに彩った。

感謝の集いで誓う 社業と新潟農業の発展

 

休憩をはさみ『感謝の集い』。始めにクボタの北尾社長がビデオメッセージ。「創立60周年、おめでとうございます。新潟クボタさんには常に新しい取り組みにチャレンジし、全国のクボタグループを力強くリードして頂いている。これもひとえに吉田会長、吉田社長を始めとする経営幹部の皆様の先見性と力強いリーダーシップと社員の皆様方の努力の賜物と、一緒に歩むパートナーとして心強く感じている。クボタはいつも新潟クボタさんに寄り添っていく。〝人間立社〟の理念の下、新しい未来と元気な新潟農業を築いて下さい」と述べた。


                          山本社長

 その後、新潟古町芸妓による、口上、祝舞。会場は艶やかな華やぎが満ちた。続いて鏡開き。乾杯の挨拶は新潟経済同友会特別幹事の山本善政氏。山本製作所の山本丈実社長が来賓祝辞。「今年は運気を招くという甲辰の年。上り龍のごとくの成長を」と述べた。その後、新潟県農機商組の三林進理事長が祝辞。「至夫会長、丈夫社長なら最強の会社になる。ともに新潟農業を支えていこう」と述べた。
 続いて感謝状贈呈。吉田会長からモンゴルのガンツェツェゲ・テクニックインポート社社長が表彰された。モンゴルの民族楽器馬頭琴が奏でられる中、歓談の時間は瞬く間に過ぎ、吉田会長が謝辞。「真剣に経営をしてきた。そして生きながらえて実の倅に社長を譲ることができ、幸せな人生だったと思っている。〝人間立社〟なんてよくも思いついたものだと思うが、非常にピンときた。人間はそれぞれ色々な考え方をする。だが、そのベクトルが一つの方向を向いたときに、凄い力になる。それが人間だ。社員の皆さん、がんばりましょう。新潟クボタが発展することが新潟県農業の発展、ひいては日本の発展につながる。農業を21世紀の主力産業にするべく頑張ろう」と述べ、閉会となった。

 吉田会長からモンゴル・テクニックインポート社に感謝状

 

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