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熊谷農機 すいすいホッパー・シャッター 電動仕様登場で人気 リモコンでシャッター開閉

熊谷農機 すいすいホッパー・シャッター 電動仕様登場で人気 リモコンでシャッター開閉

 熊谷農機(熊谷英希社長)の『電動無線型すいすいホッパー・シャッター』が好評だ。トラクタから降りずにリモコン操作でシャッター開閉が可能となり、籾殻庫から同社「まい太郎」に籾殻の積み込みがワイヤレスでできることから、籾殻施設を新築する生産者が、〝これは便利〟と、一気に複数台を購入するケースが急増。今年も関心を集めそうだ。

 籾殻上合「電動無線型すいすいホッパー」と共に登場した熊谷農機=新潟県燕市熊ノ森1077―1=の籾殻用シャッター「電動無線型すいすいホッパー・シャッター」。これまでトラクタから降りて手動で開閉していた作業を、ワイヤレスリモコンで実現。こうした機能は同社オリジナル。同社のヒット商品である籾殻散布機「まい太郎」への積込み作業が楽になることから、規模拡大を図った農家が施設の拡大を図る際などに導入されている。
 手間がかからず、トラクタキャビン内を田んぼの泥などで汚さずに済む〟のもポイントの一つ。実演機を展示した昨年の秋田県種苗交換会では、トラクタに乗ったままリモコン操作でシャッターの開閉作業が可能になってスムーズに作業ができるようになった「まい太郎」を見終わった来場者が〝これも電動タイプが出たのか〟といって足を止めていた。
 各製品の特長は次の通り。
【電動無線型すいすいホッパー】▽一坪サイズなので取付けが簡単▽排出口が400㎜角と大きいため、籾殻同士が付着してしまうブリッジ現象を緩和し、スムーズな作業を実現する。
 電動無線型すいすいホッパーの型式はSSH―1800ADW。寸法はタテ1700㎜×ヨコ1700㎜(ツバ部分の40㎜含まず)。
【電動無線型すいすいシャッター】▽排出口が400㎜角と大きいため、詰まらずスムーズな作業を実現▽電動シャッターできれいに作業▽納舎や作業場の2階が低く籾殻上合が取り付けられない場合でも、上合がないので高く取り付けられる。
 電動無線型すいすいシャッターの型式はSSS―400ADW。寸法はタテ1100㎜×ヨコ470㎜、高さ310~370㎜、口径400㎜、口高45㎜。
 各地の展示会でデモ機を展示して注目を呼んだ電動無線タイプ。面倒な作業をワイヤレスで行えるので、是非おススメしたい。

              電動無線型すいすいホッパー   

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