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新ケミカル商事 アグリ事業を強化 2030年度に250億円目標

新ケミカル商事 アグリ事業を強化 2030年度に250億円目標
新ケミカル商事=東京本社:東京都千代田区外神田Ⅰ―18―13=では、今年1月に、昭光通商アグリ、昭和培土、昭光ファームネットの3社が同社「NCTグループ」に参画するなど、アグリ事業を強化。2023年度予算の売上高160億円(アグリ事業全体の目標値)を、2030年度には250億円にする目標を目指して注力している。
 昭光通商アグリ(東京都千代田区)は、農産物の品質を高めるアミノ酸を主体とした有機肥料、液体肥料と土壌改良材、微生物資材を製造して全国に販売。資材の販売だけでなく、農産物を集荷販売している子会社の昭光ファームネットと一体となって、農産物の契約栽培に取り組むことで、販売店、農家と一緒になって地域農業の発展を目指している。
 昭光ファームネット(長野県東筑摩郡)は、産直システムで青果流通をトータルにサポート。美味しく、安全、安心な品質の良い青果物を安定供給する。
 昭和培土(宮城県加美郡)は、1975年に水稲培土の生産を開始し、1987年には園芸培土生産設備を導入し、培土の専門メーカーとして事業を展開してきた。
 来年4月には、昭光通商アグリが、無機肥料に強いみらいアグリと統合し、「NCTアグリ」を設立する予定なので、同社アグリ事業部などを含めて「新アグリ事業セグメント」となる。
 同社では、昭光ファームネットの事業である「GlobalGAP」を取得したレタスの生産基盤の倍増を目指すなど、「農産物物流事業」の拡大を目指す考えである。

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