農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

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 >  > ~時の人~ 昨年6月22日にイワフジ工業の代表取締役社長に就任した 有𠮷実 氏 

~時の人~ 昨年6月22日にイワフジ工業の代表取締役社長に就任した 有𠮷実 氏 

~時の人~ 昨年6月22日にイワフジ工業の代表取締役社長に就任した 有𠮷実 氏 

生産体制強化第一に

現在取り組んでいるのが生産体制の強化。「コロナ禍以前から納期の問題が発生して製品をお届けできない期間が続いているため、工場を整備し、協力工場の拡大にも力を入れ、自社の基盤整備を強化している」。
 林内作業に革新をもたらす数々の最新鋭機を世に送り出してきた同社。最初の大仕事となった茨城林機展でも、架線式グラップルに遠隔操作とAI・自動化を組み合わせたマルチワークシステム、路網作設に役立つフェラーバケットグラップルなどを参考出品した。「現場で求められるのは、一人当たりの労働生産性の向上と安全作業の実現の両立。そのためにはリモートコントロールや自動化が必要と考えている。現在は情報をデジタルデータとして取得できるため、それらを発揮できる仕組みを組み込み商品化する作業を繰り返している。機械化が遅れている造林についても、昨年森林総研と育種センターを訪問する機会をいただき、エリートツリーが完成に近づいている感触を得た。無花粉スギの市販化の話も聞き、どのような機械が必要かを考えたい」。
 約8反歩のほ場でコメ(ひとめぼれ)を作っていて、春と秋口には農業機械のオペレータとして汗をかいているとか。有言実行をモットーに現場に安全で役立つ製品開発に注力していくことを強調した。九州出身の62歳。

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