農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > 持続可能な食と農 全体戦略で事業拡大 JA全農 賀詞交換会

持続可能な食と農 全体戦略で事業拡大 JA全農 賀詞交換会

持続可能な食と農 全体戦略で事業拡大 JA全農 賀詞交換会
JA全農(折原敬一会長)主催の令和6年新年賀詞交換会が1月5日、東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京で開催された。
 4年ぶりに飲食を伴う会となった今回は、農業資材・機器メーカーなど取引関係者約870名が出席。冒頭で折原会長が挨拶に立ち、能登半島地震について、「被災地域の皆様の生活や農業生産基盤の復旧に、本会グループが担うことのできる役割が多くある。本日ご参加の皆様と連携し、しっかりと対応してまいりたい」と述べた。
 続いて、令和4年度から6年度までの中期事業計画について、「持続可能な農業と食の提供のために〝なくてはならない全農〟であり続けるために、6つの事業戦略を掲げ、事業の拡大に取組んでいる」と説明。第一は生産振興で、「生産コスト低減に資する肥料の取扱い拡大、生産性向上に資するデジタル技術の普及、実証農場のノウハウを活かした生産支援を進めていく」などと語った。
 次に、食農バリューチェーンの構築について、「生産コストを反映した適正な価格形成の実現に向けて、実需者の皆様、消費者の皆様にご理解いただけるよう、毅然とした情報発信にしっかり取組んでいく」と述べた。
 更に、海外事業展開、地域共生・地域活性化、環境問題など社会的課題への対応、JAグループ・全農グループの最適な事業体制の構築について説明し、「生産者と消費者を安心で結ぶ懸け橋となり、持続可能な食と農の実現に精一杯貢献していく」と語った。
 最後に、八木岡努副会長が「全農は、今までにも増して各事業領域を広げ、その機能を発揮していかなければならない」と挨拶し、閉会となった。

関連記事

AGRI EXPO新潟 ㉖年2月朱鷺メッセで初開催 

国際農機 作業時の不便解消に 実用的農機パーツを発売

国際農機 作業時の不便解消に 実用的農機パーツを発売

クボタ、大阪・関西万博2025で「未来の食と農」エリアを展示|汎用プラットフォームロボットがスマート農業の未来を描く

クボタ、大阪・関西万博2025で「未来の食と農」エリアを展示|汎用プラットフォームロボットがスマート農業の未来を描く

サタケ、「KOMECT(コメクト)」を第3回九州農業WEEKに初出展|DXを活用した次世代型生産支援システム

サタケ、「KOMECT(コメクト)」を第3回九州農業WEEKに初出展|DXを活用した次世代型生産支援システム