令和4年 飼料費高騰が影響 肉用牛生産費子牛は15%増81万円

農水省はこのほど、農業経営統計調査として、令和4年肉用牛生産費(子牛・去勢若齢肥育牛・乳用雄育成牛・乳用雄肥育牛・交雑種育成牛・交雑種肥育牛)、牛乳生産費をまとめた。
令和4年の肉用牛1頭あたり資本利子・地代全額算入生産費(以下、全算入生産費)は前年に比べ子牛、去勢若齢肥育牛、乳用雄育成牛、乳用雄肥育牛、交雑種肥育牛、交雑種育成牛と全ての区分で増加する結果となった。特に飼料費は、どの区分でも前年と比べいずれも2ケタと大きく増加する結果となった。
子牛について、詳細をみてみると、全算入生産費は、対前年比14・1%増の81万2545円となった。このうち、物財費は、同14・8%増の53万5019円。うち、飼料費は同17・4%増の31万9557円、敷料費は同3・9%減の9262円、獣医師料及び医薬品費は同4・1%減の2万5108円、農機具費は同6・3%増の1万6927円。なお、1頭あたりの販売価格は同12・2%減の63万891円、労働時間は同10・9%増の134・27時間だった。
去勢若齢肥育牛の1頭あたり全算入生産費は同2・9%増の140万9641円、うち飼料費は同18%増の45万2649円などとなっている。
乳用雄育成牛は、全算入生産費が同4・9%増の25万9856円。うち、飼料費は同22・7%増の10万1454円。
乳用雄肥育牛は、全算入生産費が同6・6%増の61万8898円。うち、飼料費が同11・5%増の28万6722円。
交雑種育成牛は全算入生産費が同5・2%増の33万5600円、うち飼料費は同16・2%増の10万6484円だった。
令和4年の肉用牛1頭あたり資本利子・地代全額算入生産費(以下、全算入生産費)は前年に比べ子牛、去勢若齢肥育牛、乳用雄育成牛、乳用雄肥育牛、交雑種肥育牛、交雑種育成牛と全ての区分で増加する結果となった。特に飼料費は、どの区分でも前年と比べいずれも2ケタと大きく増加する結果となった。
子牛について、詳細をみてみると、全算入生産費は、対前年比14・1%増の81万2545円となった。このうち、物財費は、同14・8%増の53万5019円。うち、飼料費は同17・4%増の31万9557円、敷料費は同3・9%減の9262円、獣医師料及び医薬品費は同4・1%減の2万5108円、農機具費は同6・3%増の1万6927円。なお、1頭あたりの販売価格は同12・2%減の63万891円、労働時間は同10・9%増の134・27時間だった。
去勢若齢肥育牛の1頭あたり全算入生産費は同2・9%増の140万9641円、うち飼料費は同18%増の45万2649円などとなっている。
乳用雄育成牛は、全算入生産費が同4・9%増の25万9856円。うち、飼料費は同22・7%増の10万1454円。
乳用雄肥育牛は、全算入生産費が同6・6%増の61万8898円。うち、飼料費が同11・5%増の28万6722円。
交雑種育成牛は全算入生産費が同5・2%増の33万5600円、うち飼料費は同16・2%増の10万6484円だった。