山本製作所 東北地方発明表彰で最高賞 プラスチック材質判別装置「ぷらしる」

山本製作所=山本丈実社長、本社:山形県天童市=が開発したプラスチック材質判別装置「ぷらしる」が、2023年度東北地方発明表彰で最高賞の「文部科学大臣賞」を受賞。その表彰式が10月25日に仙台市で開催された。地方発明表彰とは、発明協会が全国を8ブロックに分けて実施する、優れた発明・考案又は意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰するもの。
山本製作所のプラスチック材質判別装置「ぷらしる」は、近赤外線を使ってプラスチックの種類を瞬時に判定でき、リサイクル現場の作業の効率化と人手不足の解消に役立つほか、教育現場での活用も進んでいる点などが高く評価された。
表彰式では、開発者のソリューション事業部技術部の大森健司氏が発明者として懸賞された。受賞にあたり、大森氏は「『誰でも、どこでも、簡単に』をコンセプトに、市場調査やモニター先でのトライ&エラーを繰り返すことで製品の完成度を高めることができた。また、多くの人にアイデアをもらうことで、ユーザーニーズに合致した品質を実現できた。この賞をスタートとして、今後もリサイクル現場の課題を解決できるような新しい挑戦に取組みたい」と述べた。
ぷらしるは2020年9月の販売開始以来200台超の出荷実績があり、リサイクル現場、メーカー、環境調査会社、行政・教育機関など幅広い業種の課題解決に貢献している。
山本製作所のプラスチック材質判別装置「ぷらしる」は、近赤外線を使ってプラスチックの種類を瞬時に判定でき、リサイクル現場の作業の効率化と人手不足の解消に役立つほか、教育現場での活用も進んでいる点などが高く評価された。
表彰式では、開発者のソリューション事業部技術部の大森健司氏が発明者として懸賞された。受賞にあたり、大森氏は「『誰でも、どこでも、簡単に』をコンセプトに、市場調査やモニター先でのトライ&エラーを繰り返すことで製品の完成度を高めることができた。また、多くの人にアイデアをもらうことで、ユーザーニーズに合致した品質を実現できた。この賞をスタートとして、今後もリサイクル現場の課題を解決できるような新しい挑戦に取組みたい」と述べた。
ぷらしるは2020年9月の販売開始以来200台超の出荷実績があり、リサイクル現場、メーカー、環境調査会社、行政・教育機関など幅広い業種の課題解決に貢献している。