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岩手県全国農業機械実演展示会 8月24~26日 最新技術を発信 チャレンジ農業で新時代拓く

岩手県全国農業機械実演展示会 8月24~26日 最新技術を発信 チャレンジ農業で新時代拓く
今年も「岩手県全国農業機械実演展示会」の時期がやってきた。滝沢市の岩手産業文化センターアピオを会場に8月24日㈭~26日㈯の3日間開催される。主催は岩手県農業機械協会(松田和秀会長)。担い手の減少や食料安保の確保など農業を巡る情勢が目まぐるしく変化するなか、農業経営を助ける様々なヒントを得られる絶好の機会となるだろう。

 担い手の減少や高齢化が進行するなか、農業労働力の脆弱化に対応するためには、農業機械の導入による農作業の効率化と高性能な機械導入による生産性の大幅な向上が重要。そうしたなか、農機需要の多様化に対応し、農畜産物の低コスト生産技術や最新技術を広く情報発信し、農業経営の向上及び地域農業の発展に寄与することを目的として開かれるのが、8月24日㈭~26日㈯の3日間、滝沢市の岩手産業文化センター〝ツガワ未来館アピオ〟を会場とする「岩手県全国農業機械実演展示会」だ。今年で76回目を迎え、全国から多くの来場者が訪れる大イベント。今回のタイトルは「チャレンジ農業で新時代を拓く希望郷いわて」。主催は岩手県農業機械協会。後援は、岩手県、全農岩手県本部、岩手県農業機械商業協同組合など。協賛は、全国農業機械商業協同組合連合会、農業機械・プラント機器・資材メーカーなど120社。開場時間は9時~15時で入場無料。
 当日は、全国の各メーカー・ディーラーの機械が一堂に会した「総合農業機械展」「大型農業機械展」「協賛農業機械展」のほか、中古農業機械抽選会・展示即売会が行われる(出展社のコマ割りは4面)。また、会場では新製品デモ実演会、ほ場実演会など実際に農機が動く姿を確認できる機会も設けられている。新製品デモでは、各日午前と午後に分かれ鈴木農機、ヰセキ東北、みちのくクボタ、やまびこジャパン(8月24日のみ)が実施。また、第2屋外展示場のほ場実演会では協会会員のヰセキ東北、岩手農蚕、北岩手菱農、スガノ農機、丸山製作所、みちのくクボタ、やまびこジャパン、ヤンマーアグリジャパン、和同産業が最新のトラクタ・管理・作業機、ドローンに至るまで各種農機について、実作業による実演などを行う。
 一方、中古農業機械抽選会は、24日9時30分投票開始、11時30分開票、抽選を実施。抽選後は展示即売会となり展示会最終日の26日15時まで購入することができる。出展機械は開催期間中(抽選会・展示販売会)、出展販売店のほか、最寄りの岩手県農業機械協会加盟販売店及びJAから購入可能。詳細については受付スタッフに問い合わせを。
 このほか、第1屋外展示場特設会場では、畜産研究所参観デ―や農作業安全コーナーを設置。農作業安全コーナーでは、農作業安全資材等の展示のほか、農作業安全相談などが行われる予定だ。特に農業機械の活躍する秋を前に改めて農作業安全について知識を深め、安全な作業に取り組んでほしい。更に協賛出店コーナーでは農作業関連用品や農業図書の販売も行われる。
 また、飲食関連については、飲食専用エリアを設置するとともにキッチンカーの出店も行われる(酒類の販売は行われない)。

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