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ネポン 新型ハウスカオンキ 誰でも簡単に遠隔操作

ネポン 新型ハウスカオンキ 誰でも簡単に遠隔操作
ネポン=福田晴久社長、東京都渋谷区渋谷1―4―2=は、通信機能を標準搭載した「ハウスカオンキ30型」を7月から販売開始し、ユーザーから高い関心を集めている。また、本年秋にはハウスカオンキの遠隔操作や燃料消費量・稼働状態のモニタリングが可能になる「ちょこリモ」アプリも提供開始予定となっており、さらに便利になるという。

 同社の施設園芸用暖房機「ハウスカオンキ」シリーズは業界トップクラスのシェアを誇り、全国約5万軒の生産者のもとで現在も12万台以上が稼働している。
 従来型と新型のハウスカオンキ30型の違いは主に4つある。
 ①送風ファンをACモーターからDCモーターへ変更。これにより電力消費量の低減を実現できる②新型コントローラを採用し操作性をアップ。文字が大きく、視認性の高い液晶画面で各種機能を設定可能になった③ハウスカオンキ本体の塗装色が白色となったことで、光合成に有効な波長の反射率が高まり、採光を有効活用できる。
 ④そして今回一番多きな違いは、秋にリリース予定のハウスカオンキ専用アプリ「ちょこリモ」だ。「ちょこリモ」は、〝急な雨や、温度ムラが生じるたびに暖房機を操作しに行っていた〟〝暖房機に不具合に気づかず大変な目に遭った〟などを解消し、ちょっとカオンキを動かしたいという時にハウスへ行かず、スマートフォンから操作・確認ができる。簡単に燃料コストの表示ができるほか、警報通知機能でエラー内容・対処方法・問い合わせ先を確認できるため、夜中に暖房が止まっていないか不安で心が休まらないといった課題から解放されるのは大きな魅力だ。
 お披露目を兼ねて各地の展示会に出展。説明を聞いた農家は、「今まではハウスまで行かないと設定できなかったのが、自宅に居ながらアプリで操作や設定ができるのは非常に便利。是非使ってみたい」「いちいち明細を見なくても、毎日の重油使用量が分かるのはありがたい」「夜中に止まってしまっても気が付けるのは安心」などといった歓迎の声が多数上がっていた。
 さらに、ハウスカオンキの〝かなめ〟である缶体を最大で10年間(または累計燃焼時間1万時間。※使用前登録制)保証する「缶体10年保証制度」が利用できるので、安心して長期間使用できる事も大きな魅力だろう。

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