農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

工進＝小原英一社長、京都府長岡市神足上八ノ坪12＝は、エンジン式除雪機「ＫＳＢ―１１７０」を新発売した。
　冬場の除雪作業は大変な重労働。こうした中、同社では除雪作業の負担軽減の一助になればという思いで、全国各地の様々な除雪環境における声を聞き、雪上テストを行って、同機を開発。
　今回発売したエンジン式除雪機の主な特長は①11馬力でパワフルかつスピーディーに除雪が可能。最大投雪距離は約15ｍ。「雪を集めて飛ばす」２ステージ・オーガ・ブロワを採用し、らせん状の回転刃で地面に積もった雪を掻き取る集積装置（オーガ）と掻き取った雪をインペラで勢いよく吹き飛ばす投雪装置（ブロワ）を導入している。約10分で駐車場20台分の除雪が可能。
　②旋回補助機能があり、回りたい方向にレバーを握ると簡単に旋回可能。女性や初心者でも楽に旋回できる③初心者や久しぶりに使う人のために操作する順番を本体に記載している。セルスターターを採用で、エンジン始動も簡単。
　④同機は、ゆっくり走行できる安全設計。ＨＳＴ（油圧式無段変速）搭載で、レバー操作だけで簡単に走行スピードが無段階に調節できる。また、万が一の時、レバーを離すとピタっと止まる。高輝度反射板を採用し、後方から来る車に存在をしっかりアピール。また、ＬＥＤライトを９灯搭載し視界が悪い雪上でも明るく照らす⑤部品調達・製品組み立て・完成品検査まで同社で行っているため、高品質。また、計画内であれば納品時期等を臨機応変に対応が可能。
　購入後修理等のアフターサービスも行っている。