井関農機 売上高18%増458億円 国内は24・4%増282億円
井関農機(冨安司郎社長は5月15日、2023年12月期第1四半期決算(日本基準・連結)発表会をオンライン開催した。
当第1四半期の売上高は前年同期比70億9200万円(18・3%)増の458億8500万円となった。そのうち国内は55億5400万円(24・4%)増の282億7800万円。資材価格高騰などによる農機需要への懸念はあるものの、ウィズコロナ展示会の開催など営業活動の推進により4月からの価格改定への駆込み需要を捉え、農機製品及び作業機が増加した。また収支構造改革の柱である補修用部品及び修理整備等のメンテナンス収入も増加した。
海外は15億3800万円(9.6%)増の176億700万円。北米は、コンパクトトラクタ市場の調整局面が継続し減少。欧州は小売店における旺盛なシーズン前需要を捉えた出荷増に加え、前年下期よりIseki―MaschienGmbHを連結子会社化したこともあり増加。アジアでは前年同期にあった韓国での排ガス規制に伴う出荷前寄せの剥落により減少。
営業利益は16億9000万円。増収による売上総利益の増加に加え、価格改定効果等により増加した。親会社に帰属する四半期純利益は4億1400万円(138・9%)増の7億1300万円。
質疑応答の中で冨安社長は今後の価格改定について聞かれると「今はまだ価格改定直後。原材料価格の市況は一部で上げ止まっている感はあるものの先行きは依然不透明だ。加えて国内では低米価の一方で農業資材費は高騰したまま。当社としては合理化や様々な原価低減も進め、それでもなお必要ならば改めて検討する段階」と述べた。
最後に冨安社長が挨拶。
「まずは順調なスタートを切れたと思っている。国内は価格改定前の駆込み需要を捉えた面もあるが、2クオーター以降は新型トラクタ『BF』含め、大規模化・先端・有機・環境保全型農業への対応等成長戦略をしっかりと打ち出し伸ばしていく。北米は若干足踏み感があるものの欧州は引き続き伸びている。海外はアジアも含め3極で伸ばしていきたい」と述べた。
BFトラクタについては6月9日正式発表。
当第1四半期の売上高は前年同期比70億9200万円(18・3%)増の458億8500万円となった。そのうち国内は55億5400万円(24・4%)増の282億7800万円。資材価格高騰などによる農機需要への懸念はあるものの、ウィズコロナ展示会の開催など営業活動の推進により4月からの価格改定への駆込み需要を捉え、農機製品及び作業機が増加した。また収支構造改革の柱である補修用部品及び修理整備等のメンテナンス収入も増加した。
海外は15億3800万円(9.6%)増の176億700万円。北米は、コンパクトトラクタ市場の調整局面が継続し減少。欧州は小売店における旺盛なシーズン前需要を捉えた出荷増に加え、前年下期よりIseki―MaschienGmbHを連結子会社化したこともあり増加。アジアでは前年同期にあった韓国での排ガス規制に伴う出荷前寄せの剥落により減少。
営業利益は16億9000万円。増収による売上総利益の増加に加え、価格改定効果等により増加した。親会社に帰属する四半期純利益は4億1400万円(138・9%)増の7億1300万円。
質疑応答の中で冨安社長は今後の価格改定について聞かれると「今はまだ価格改定直後。原材料価格の市況は一部で上げ止まっている感はあるものの先行きは依然不透明だ。加えて国内では低米価の一方で農業資材費は高騰したまま。当社としては合理化や様々な原価低減も進め、それでもなお必要ならば改めて検討する段階」と述べた。
最後に冨安社長が挨拶。
「まずは順調なスタートを切れたと思っている。国内は価格改定前の駆込み需要を捉えた面もあるが、2クオーター以降は新型トラクタ『BF』含め、大規模化・先端・有機・環境保全型農業への対応等成長戦略をしっかりと打ち出し伸ばしていく。北米は若干足踏み感があるものの欧州は引き続き伸びている。海外はアジアも含め3極で伸ばしていきたい」と述べた。
BFトラクタについては6月9日正式発表。