農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > 子実コーン拡大へ 宮城で収穫の様子を披露 JA全農

子実コーン拡大へ 宮城で収穫の様子を披露 JA全農

JA全農は9月13日、令和4年度事業として実施している宮城県大崎市のJA古川管内における子実用とうもろこしの栽培実証について、収穫の様子を公開する現地見学会を開催。JA関係者や試験研究機関、生産者など約200人が参加した(関連記事8面)。
 同地での実証は31経営体の圃場91・5haを用い、JA古川の基幹的な作目である水稲・大豆の作業時期が重複しないような2つの作型で進めている。
 見学会ではヤンマーアグリのコーンヘッダーを装着した普通型コンバインYH1150Aを使用。また、あわせて披露された残稈の粉砕作業にはトラクタYT352AにIHIアグリテックのフレールモアを装着したものを使用した。このほか、当日は報道陣向けにJA古川管内にある子実用とうもろこしの乾燥・調製施設も公開した。
 JA古川管内では、7月の大雨で大きな被害もあったというが、今回見学会を実施した圃場は明渠や弾丸暗渠が施工されていたこともあり、被害がほとんどみられず収量もある程度期待できるという。今後栽培実証に加え、集荷・出荷体制などの検討を進め、全国的な取組に広げたい考えだ。

関連記事

AGRI EXPO新潟 ㉖年2月朱鷺メッセで初開催 

国際農機 作業時の不便解消に 実用的農機パーツを発売

国際農機 作業時の不便解消に 実用的農機パーツを発売

クボタ、大阪・関西万博2025で「未来の食と農」エリアを展示|汎用プラットフォームロボットがスマート農業の未来を描く

クボタ、大阪・関西万博2025で「未来の食と農」エリアを展示|汎用プラットフォームロボットがスマート農業の未来を描く

サタケ、「KOMECT(コメクト)」を第3回九州農業WEEKに初出展|DXを活用した次世代型生産支援システム

サタケ、「KOMECT(コメクト)」を第3回九州農業WEEKに初出展|DXを活用した次世代型生産支援システム