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子実コーン拡大へ 宮城で収穫の様子を披露 JA全農

JA全農は9月13日、令和4年度事業として実施している宮城県大崎市のJA古川管内における子実用とうもろこしの栽培実証について、収穫の様子を公開する現地見学会を開催。JA関係者や試験研究機関、生産者など約200人が参加した(関連記事8面)。
 同地での実証は31経営体の圃場91・5haを用い、JA古川の基幹的な作目である水稲・大豆の作業時期が重複しないような2つの作型で進めている。
 見学会ではヤンマーアグリのコーンヘッダーを装着した普通型コンバインYH1150Aを使用。また、あわせて披露された残稈の粉砕作業にはトラクタYT352AにIHIアグリテックのフレールモアを装着したものを使用した。このほか、当日は報道陣向けにJA古川管内にある子実用とうもろこしの乾燥・調製施設も公開した。
 JA古川管内では、7月の大雨で大きな被害もあったというが、今回見学会を実施した圃場は明渠や弾丸暗渠が施工されていたこともあり、被害がほとんどみられず収量もある程度期待できるという。今後栽培実証に加え、集荷・出荷体制などの検討を進め、全国的な取組に広げたい考えだ。

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