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アグリアタッチ研究所 新型「小うね整形機」発売 ダブル可変ベジまるこ

アグリアタッチ研究所=笹岡弘和社長、静岡県富士市北松野1204=が、管理機用ダブル可変整形ロータリシリーズの上位機種を新発売した。先週に続いて紹介するのは小うね整形マルチ「キレーネロータリ・ダブル可変ベジまるこ」。こちらも好評の『パッとうね立て機構』(特許取得済み)を搭載。いも類の栽培に適したかまぼこ型の小うねをキレイに立てられる。

 今回紹介する「キレーネロータリ・ダブル可変ベジまるこ/AKR―KB2」と共に新発売した平高うね整形マルチ「キレーネロータリ・ダブル可変ハイカラ」に搭載している『パッとうね立て機構』は、うね立て作業を誰でも・早く・キレイに行えることから非常に好評を得ている。
 使い方は、「パッとうね立て機構」レバーを「入」位置にして作業を開始。整型機とローターの隙間が開くことで土に食い込み、うねの立上がりが早くなる。立ち上がれば同機構のレバーを「切」の位置にしてハンドルを下げて整型機を少し浮かし、ロックしていることを確認してから通常うねたて作業を行う。従来機に比べて約3分の1の距離でうねの立ち上げを実現。狭い場所はもちろん、鍬などを用いた手作業での修正作業(土も盛って畝を高くする)を大幅に短縮。ほ場をフルに活用できることから喜ばれている。
 また、「キレーネロータリ・ダブル可変シリーズ」では①本機への装着作業を助ける『カッチャンピン』の採用(特許申請中)の搭載と②整形機の可変領域の拡大を実現。フック状のカッチャンピンはヒッチピンの挿し込みと固定ナットの締め付けが簡単に行えるようにしたもので、整形機の可変領域の拡大については管理機では業界一の可変領域を実現(同社調べ)。加えて可変ハンドルだけでは土量調整ができない場合の最終調整として、整形機を更に3度屈折する機構を搭載している。
 「キレーネロータリ・ダブル可変ベジまるこ」作業寸法について、うね高さは20~32㎝、うね裾幅は40~65㎝、適応マルチ幅/75~120㎝。各社大型汎用管理機に装着することが可能で、移動車輪などオプションも充実している。

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