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新潟クボタ クボタサマーフェア2022 3年ぶり開催で盛況 KSAS関連商品ズラリ

新潟クボタ(吉田至夫社長)は6月23~25日、長岡市のハイブ長岡(長岡産業交流会館)で「クボタサマーフェア2022」を開催した。2019年7月以来、3年ぶりの開催、更には値上げ前最後の商談会ということともあり来場目標の約6000人が訪れ盛況となった。本機総展示数約80点、関連商品336点と多くの機械が並び壮観だった。

 新潟クボタの「クボタサマーフェア」は例年7月に実施していたが、今回は今年7月からクボタ製品の値上げが行われることを受け、前倒しで実施。このため、展示会のコンセプトを①価格改定直前!現行価格最後の大商談会②KSASフルスペック農場の紹介、RTK基地局敷設の案内―の2つに設定し開催した。
 会場に入ると①のコンセプトにあたるトラクタ17点、田植機9点、コンバイン15点がズラリと並ぶ「今得コーナー」が出迎え。各機とも今買うとどれぐらいお得なのかわかりやすく表示した値札を掲げ、お得感を演出。顧客の購買意欲を誘った。
 その奥には②のコンセプトのKSASフルスペック農場の紹介コーナー。トラクタ、コンバイン、田植機のアグリロボ3機種をはじめ、最新鋭ドローンT10・T30、水管理システムとしてWATARASや水田farmoなど関連技術がズラリ。更に今回圧巻だったのが、KSAS乾燥調製システムの紹介コーナーだ。乾燥から調製までの一連の作業の機械を展示しながら、KSASを使うことでどのようなメリットがあるのか紹介した。なかでも特に注目を集めたのがKSAS対応色彩選別機。稼働状況を見える化できるとともに、選別結果を乾燥ロットごとに集計し被害が多かったほ場を特定。その結果を地図上でわかりやすく表示できる「色選マップ」を用いることで翌年の対策に活用できるなどとしていた。
 このほか、新潟クボタが県内4カ所で7月から稼働を開始させるRTK基地局についても紹介。KSAS営農コースに入会することで無料で利用することができる(未入会の場合、ライセンス料が年間2万5000円必要)ということもあり、こちらも注目を集めていた。
 屋外には協賛メーカー39社がそれぞれブースを設け、秋商戦を睨んだ最新製品を展示した。
 初日となる23日、会場を訪れていた吉田社長は今回の展示会について、「昨年以降コメの値段が下がり苦しい経営の方が多い。一方で、ロシアによるウクライナ侵攻などから小麦の価格が上昇し、米粉やコメ自体を見直す動きもあるので、この展示会に足を運んだお客様が投資に積極的になるような起爆剤になればと思い趣向を凝らした」と語っていた。
 また、上越市から夫婦で来た農家は「情報収集が目的で来た。これだけの規模の展示会は久しぶり。何か営農に役立つ良い製品があればと楽しみにしてきた」と来場者も待ちに待った展示会となったようだ。
 なお、今回は新型コロナ対策に気を配りつつ3年ぶりにバス動員も実施。協賛メーカーからも「バス動員があると来場者の数が違う」と歓迎の声があった。

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