大豆紫斑病に効く トライフロアブル適用拡大 大豆でも無人航空機散布が可能に
トライフロアブル(クミアイ化学工業株式会社および株式会社ММAGが販売)は5月25日、だいずの「無人航空機による散布」に適用拡大となった。近年、水田転換畑で発生が増えている『大豆紫斑病』は糸状菌Cercosporakikuchiiによって引き起こされる糸状菌病害。だいずの葉、茎、さや、子実など地上部全てに発生。特に種子に感染すると、紫色の特長的な病斑がへそを中心に生じ、種皮全体に広がって品質低下をもたらす。
大豆紫斑病防除のポイントは種子更新・種子処理、薬剤の適期散布と言われている。人手不足の中、適期散布を行うためには、空からの省力防除は最適だ。また、本剤の散布適期はさやが伸びきった頃~豆がさやにいっぱいになった頃(目安は開花2週間後以降)。大豆が繁茂した中、極力作物体を傷めず散布するためにも今回の適用拡大は生産者にとりメリットが大きい。
【トライフロアブルの特長】①大豆と水稲の重要病害に効く=大豆の紫斑病のほか、水稲のいもち病、稲こうじ病、穂枯れ病(ごま葉枯病菌)にも効果がある②有効成分『テブフロキン』=トライ(テブフロキン)はミトコンドリア電子伝達系の特異的な部位に作用していると考えられており、Qol剤と交さ耐性を示さない。
【適用病害虫および使用方法(農薬登録の内容)】▽有効成分=テブフロキン:15・0%▽人畜毒性=普通物。《だいず》▽適用病害虫名=紫斑病▽希釈倍率:使用方法使用液量=①1000倍:100~300ℓ/10a:散布②8倍:0.8ℓ/10a:無人航空機による散布▽使用時期=収穫14日前まで▽本剤の使用回数=2回以内▽テブフロキンを含む農薬の総使用回数=2回以内。《稲》▽適用病害虫名=いもち病、稲こうじ病、穂枯れ(ごま葉枯病菌)▽希釈倍率:使用方法使用液量=①1000倍:60~150ℓ/10a:散布②250倍:25ℓ/10a:散布③8倍:0.8ℓ/10a:無人航空機による散布▽使用時期=収穫14日前まで▽本剤の使用回数=2回以内▽テブフロキンを含む農薬の総使用回数=2回以内。
【混用事例】▽散布の場合=キラップフロアブル・スタークル液剤10・スミチオン乳剤・ダントツフロアブル・トレボン乳剤・プレバソンフロアブル5・カスケード乳剤は混用して問題なかった。▽無人航空機による散布の場合=キラップフロアブル・スタークル液剤10・スミチオン乳剤・ダントツフロアブル・トレボンスカイMC・トレボンエアー・カスケード乳剤は混用して問題なかった。※右の混用事例は、使用者が混用する際の目安として、物理化学性・薬害等の試験例・事例を参考にまとめたもので、混用を薦めるものではない。地域・産地で知見がある場合は、現地の指導機関の見解を優先すること。また5月25日現在の登録内容で紹介しているため、使用前にラベルの適用内容で確認すること。
大豆紫斑病防除のポイントは種子更新・種子処理、薬剤の適期散布と言われている。人手不足の中、適期散布を行うためには、空からの省力防除は最適だ。また、本剤の散布適期はさやが伸びきった頃~豆がさやにいっぱいになった頃(目安は開花2週間後以降)。大豆が繁茂した中、極力作物体を傷めず散布するためにも今回の適用拡大は生産者にとりメリットが大きい。
【トライフロアブルの特長】①大豆と水稲の重要病害に効く=大豆の紫斑病のほか、水稲のいもち病、稲こうじ病、穂枯れ病(ごま葉枯病菌)にも効果がある②有効成分『テブフロキン』=トライ(テブフロキン)はミトコンドリア電子伝達系の特異的な部位に作用していると考えられており、Qol剤と交さ耐性を示さない。
【適用病害虫および使用方法(農薬登録の内容)】▽有効成分=テブフロキン:15・0%▽人畜毒性=普通物。《だいず》▽適用病害虫名=紫斑病▽希釈倍率:使用方法使用液量=①1000倍:100~300ℓ/10a:散布②8倍:0.8ℓ/10a:無人航空機による散布▽使用時期=収穫14日前まで▽本剤の使用回数=2回以内▽テブフロキンを含む農薬の総使用回数=2回以内。《稲》▽適用病害虫名=いもち病、稲こうじ病、穂枯れ(ごま葉枯病菌)▽希釈倍率:使用方法使用液量=①1000倍:60~150ℓ/10a:散布②250倍:25ℓ/10a:散布③8倍:0.8ℓ/10a:無人航空機による散布▽使用時期=収穫14日前まで▽本剤の使用回数=2回以内▽テブフロキンを含む農薬の総使用回数=2回以内。
【混用事例】▽散布の場合=キラップフロアブル・スタークル液剤10・スミチオン乳剤・ダントツフロアブル・トレボン乳剤・プレバソンフロアブル5・カスケード乳剤は混用して問題なかった。▽無人航空機による散布の場合=キラップフロアブル・スタークル液剤10・スミチオン乳剤・ダントツフロアブル・トレボンスカイMC・トレボンエアー・カスケード乳剤は混用して問題なかった。※右の混用事例は、使用者が混用する際の目安として、物理化学性・薬害等の試験例・事例を参考にまとめたもので、混用を薦めるものではない。地域・産地で知見がある場合は、現地の指導機関の見解を優先すること。また5月25日現在の登録内容で紹介しているため、使用前にラベルの適用内容で確認すること。