農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

ＮＣＫ＝東京都港区芝浦３―７―１シグマビル４Ｆ＝は、冷めやすい水系の屋根・壁用高日射反射率塗料「アドグリーンコート」の普及を進め、農業分野から注目を集めている。
　「アドグリーンコート」は、塗装面に熱をため込んで効果を発揮する一般的な断熱系の塗料と異なり、太陽光の反射とともに塗装面に熱をため込まず放熱により温度の上昇を抑制する点が大きな特長の遮熱塗料。
　同社の塗料のキーポイントは、超微粒子ファインセラミックス「アドマファイン」。この機能性により、太陽光の熱エネルギーを効果的に「反射+放熱」し、優れたダブルブラインド効果を実現した。
　屋根裏の熱だまりを抑えることにより輻射熱を大幅に低減し、屋根表面温度の上昇を防ぐので屋根材の熱劣化の防止にもつながるため好評。畜舎などの屋根の塗装に使われている。
【主な特長】①塗るだけでクールダウンし、塗装面の温度を大幅に抑制させる②特殊ナノセラミックスが近赤外線を電磁波散乱で高反射し、「アドマファイン」の特性により瞬時に熱を放熱し「熱ごもり」を解消③長期間にわたり機能性を発揮し、持続力がある④厚塗りから脱却し、薄膜で平滑性があり、防汚力に優れている。防藻、防かび剤を配合し、建物の美観と清潔な環境を長期に渡り維持する⑤施工性が良く、作業工程を大幅に簡素化できる。薄膜で材料使用量を抑えることでハイコストパフォーマンスを実現。