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みのる産業「葉物残渣」分解器 廃棄や運搬の手間を削減

みのる産業=生本尚久社長、岡山県赤磐市下市447=は、葉物残渣を減量・減容する分解器「ベジポスト」を開発した。圃場やハウスで発生する大量の葉物残渣の処理に悩む農家は多い。同器を使えば残渣のかさが減り、廃棄費用や運搬の手間を抑えられる。6月から販売を開始する。
 「ベジポスト」は、幅1.5m×奥行き0・75m×高さ1.5m。容量は1基あたり約1700ℓ。同社独自の「みのる分解菌」と残渣を交互に投入しておくと、残渣が分解される仕組み。主茎や果実は分解できない。同器の固定および分解液の浸透のため、深さ40㎝以上の穴を掘って設置する。
 同社によると、減容の度合いは環境によって異なるが、気温が高い方が進みやすい。外気温35℃で高さ150㎝満杯に投入すると、3日後に30~40㎝程度かさが減ったという。
 作業場の近辺に設置できるため、圃場処分のための運搬やすき込み作業が不要になる。また、野積みによる景観の改善や、臭い対策が期待できる。
 単体設置用の「CP―170」は、メーカー希望小売価格19万2500円。連結設置専用の「CP―170B」は15万4000円。複数台を連結できるため作付面積に合わせ追加が可能。みのる分解菌は1650円。問い合わせは同社(電話086―955―1123)。

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