農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

オーレック＝今村健二社長、福岡県八女郡＝が昨年10月に全国発売した幹周用草刈機『クワガタモアーＫＵ３５０』が、りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社が主催する第34回「中小企業優秀新技術・新製品賞」において、奨励賞を受賞した。
　同製品は、２つの刈取部が開閉する業界初の機構を搭載し、幹周や支柱周りの草を１度で刈り取るのが特長。ユーザーからは「体力的に楽になった」「幹を傷つける心配がなくなった」との声が寄せられており、草刈作業の省力化、時間短縮を実現する。
　同社では「この度の受賞を励みに、農業や緑地管理分野でのニーズを満たした新製品、サービスを展開し、さらなる農業の発展に貢献してまいります」とコメントした。
【中小企業優秀新技術・新製品賞】中小企業の技術の振興を図り、わが国の産業の発展に寄与することを目的に、(公財)りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社が共催する表彰制度。毎年１回、優秀な新技術・新製品を表彰しており、今年で34回目。
【クワガタモアーＫＵ３５０】▽製品特長＝①太さの異なる支柱～樹幹まで１度で刈れる②樹脂ナイフとナイロンコードの併用で、高い刈取能力を発揮③ワンタッチで前後進の切り替えが可能▽小売価格＝31万６８００円（税込）。