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三洋の秋太郎ニューモデル 内蔵インバーター制御可

三洋(石田伸社長)は、3月から主力商品である穀類搬送機器「秋太郎」に業界初の機能(センサーレス)を有したニューモデル「秋太郎Plus+」を新発売した。本体と操作ボックスが分離した「秋太郎ST」から切り替える。秋太郎シリーズはこれにより2016年に導入した軽量・安価タイプのコンテナ「秋太郎ポップ」との2本柱で引き続き提案を強化する。

 三洋=山形県東田川郡三川町大字横山字大正27=は、ロングセラーブランドの穀類搬送機器「秋太郎シリーズ」に機能性を向上させた最新型「秋太郎Plus+」を新発売した。
 新製品の特長は、①本機から乾燥機へ籾を排出する際、籾詰まりが発生しても自動で停止し、籾詰まりが解消されたら自動復帰を行い、籾排出を再開する。通常は機械式センサーで制御する部分を新製品では、内蔵インバーターが感知し制御する②フレーム形状を再設計し、各部の強度UP、バネコン排出ホースを本機に差し込んだ際の首振り角度が180度まで可能となった③動力は200Vモーター仕様で購入時のスイッチBOXの選択により100V、動力200V電源の選択が可能④オプション品の移動スタンドHU―15を装着可能。軽トラ~1.5t幅の荷台まで対応。
【主要諸元】型式=UV―12~UV15(使用電源:単相100V)、UV―22~UV25(同:三相200V)▽本体寸法=全長1700㎜×全幅1310㎜×全高1150~1500㎜(8段可変式・50㎜間隔)▽本体重量=95㎏▽モーター=三相200V・750W▽最大容量=1800ℓ▽排出能力=6~8t/毎時。
 一方、「秋太郎ポップ」の電源は、単相100Vのインバーター制御式により、モーターの負荷率をモニターで確認し、目で見ながら排出調整ができ、袋は差し込むだけの簡単取付けのため利便性が向上した。
 コンテナ類にはトラックに積んだ際に使う「移動スタンド」(別売)が用意されているが、軽量な秋太郎ポップには、オプションで「移動車輪」が用意されている。安全に組み立て状態で載せられ、移動はもちろん、積込みも収納も楽なのが特長だ。
 また、ロンバッグシリーズは穀物搬送に欠かせないフレコンバッグとして評判のロングセラー商品となっている。最高峰のロンバッグHG(ハイグレード)は、強風でも倒れない抜群の自立性を実現し、組立て・折り畳みが簡単に行える利便性を併せ持つ。

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