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最大積載量が40㎏ ドローンワークシステムの新型運搬ドローン

ドローンワークシステム=手島朋広社長、福島県いわき市常磐関船町1―10―14=は、最大積載量40㎏の新型物資運搬用ドローン「EAGLE40」を開発。各地でデモ飛行を行い、運搬能力を披露している。
 造林分野において労働力不足が課題となっている中、ドローンは山中での苗木等の搬送作業や僻地での物資運搬に関わる人件費のコスト削減、作業スピードの効率化が図ることが可能なアイテムとして関心を集めている。新型機のEAGLE40は、40㎏以内であればコンテナ苗はもちろん、滑車やロープなどの物資の運搬が可能。独自のフライトシステムが、物資運搬時の機体の揺れを抑止。吊っている荷が暴れる際に1.5回転内に荷揺れを制御し、機体下部のショックアブソーバーによって縦揺れ共振を軽減する。2オペレータによる機種操縦の切り替え機能によって遠距離でも確実な作業を実現し、切り離しユニットの装備で多様な運搬方法が可能。
 2016年から取り組みを開始し、機体製作から操作指導、ライセンス取得、業務運用提案、導入コンサルまでドローンのトータルソリューションを提案している国産ドローンメーカーの同社。物資運搬用機体としては運搬可能量15㎏の「EAGLE15」と同24㎏の「EAGLE24」をラインアップ。安定した飛行と運搬能力は高い評価を受けている。新型機もこうした能力を継承しつつ最大積載量をアップしたことで、より効率的な作業実現をサポートするはずだ。
【EAGLE40の主な仕様】▽重量:28・8㎏(バッテリー込み)▽アーム展開時軸間:1900㎜▽使用プロペラ:36インチ▽最大使用時間:20分。

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