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クボタのM7累計生産1万台に

クボタ(北尾裕一社長)が2015年からフランスで生産する大型トラクタ「M7」の累計生産台数が本年1月に1万台に到達した。同社はアジアの稲作向けの小・中型トラクタを得意としているが、更なる事業領域の拡大をめざし、欧米を中心とする畑作向けトラクタとして、最大170馬力の大型トラクタシリーズであるM7を2014年に開発した。同馬力帯トラクタの最大市場である欧州に新設した生産拠点「クボタファームマシナリーヨーロッパS.A.S」で2015年から生産している。
 畑作や酪農などの用途で広く使われており、欧州やアメリカ、オーストラリアや日本など延べ32カ国で販売されている。
同社では「今後も世界的な人口増加を背景に食料需要の増加が見込まれる中、当社の長期ビジョン『GMB2030』で掲げる「食料の生産性・安全性を高めるソリューション」の実現に向けて取り組むとともに、世界の人々の生活を支える食料の効率的な生産に貢献していく」としている。
 生産工場は、クボタファームマシナリーヨーロッパS.A.S(フランス共和国ノール県ビエルヌ市(ダンケルク行政区))。社長は腰高将彦氏。

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