農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > クボタのM7累計生産1万台に

クボタのM7累計生産1万台に

クボタ(北尾裕一社長)が2015年からフランスで生産する大型トラクタ「M7」の累計生産台数が本年1月に1万台に到達した。同社はアジアの稲作向けの小・中型トラクタを得意としているが、更なる事業領域の拡大をめざし、欧米を中心とする畑作向けトラクタとして、最大170馬力の大型トラクタシリーズであるM7を2014年に開発した。同馬力帯トラクタの最大市場である欧州に新設した生産拠点「クボタファームマシナリーヨーロッパS.A.S」で2015年から生産している。
 畑作や酪農などの用途で広く使われており、欧州やアメリカ、オーストラリアや日本など延べ32カ国で販売されている。
同社では「今後も世界的な人口増加を背景に食料需要の増加が見込まれる中、当社の長期ビジョン『GMB2030』で掲げる「食料の生産性・安全性を高めるソリューション」の実現に向けて取り組むとともに、世界の人々の生活を支える食料の効率的な生産に貢献していく」としている。
 生産工場は、クボタファームマシナリーヨーロッパS.A.S(フランス共和国ノール県ビエルヌ市(ダンケルク行政区))。社長は腰高将彦氏。

関連記事

ヤンマーアグリ、海外販売ネットワーク強化へ|グローバルパートナーズミーティング開催

ヤンマーアグリ、海外販売ネットワーク強化へ|グローバルパートナーズミーティング開催

ハスクバーナ・ゼノアのロボット芝刈機「Automower」6機種が環境省補助金対象製品に採択

ハスクバーナ・ゼノアのロボット芝刈機「Automower」6機種が環境省補助金対象製品に採択

井関農機「アイガモロボ(IGAM2)」が環境省補助金対象機械に認定 電動農機の普及を後押し

井関農機「アイガモロボ(IGAM2)」が環境省補助金対象機械に認定 電動農機の普及を後押し

農業ドローン防除の最新動向と展望 スカイコンシェルジュ片岡氏が講演