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クボタがエコ・ファースト企業再認定 ’50温室効果ガスゼロに挑戦

クボタがエコ・ファースト企業再認定 ’50温室効果ガスゼロに挑戦
クボタ=北尾裕一社長、大阪市浪速区=はこのほど「エコ・ファーストの約束」を更新し、環境大臣から「エコ・ファースト企業」に再認定された。今回の再認定に対してクボタでは環境先進企業として新たな目標達成に向け、より一層の努力をしていくとしている。
 クボタグループは「食料・水・環境」の分野で、社会の発展と地球環境の保全に貢献する企業グループでありたいと考え、地球環境の保全を事業経営の最重要課題と位置づけ、取り組みを進めている。同社は2010年に初めて「エコ・ファースト企業」として認定され、その後2014年と2017年に再認定されている。2017年には、2020年に向けた環境保全中期目標および2030年に向けた環境保全長期目標達成に向けた取り組みを約束した。
 2017年に交わした約束のうち、2020年までの環境保全中期目標を達成したことから、活動成果を報告するとともに、新たに2025年に向けた環境保全中期目標および2030年の環境保全長期目標に基づく取り組みを約束。これにより環境大臣かQら「エコ・ファースト企業」として再認定を受けた。
 今回更新した約束では、脱炭素社会の構築に向けた取り組みに重点を置き、自社のバリューチェーン全体で2050年温室効果ガス排出実質ゼロに挑戦することを掲げている。
     ◇
 「エコ・ファーストの約束」とは、企業が環境大臣に対し、地球温暖化対策、廃棄物・リサイクル対策など、自らの環境保全に関する取り組みを約束すること。企業の取り組みが業界において先進的であると判断された場合、「エコ・ファースト企業」に認定される。企業の環境分野での取り組みを促進することを目的に環境省が2008年に創設した。

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