市場見通し変化に対応 大型クラスは堅調 スマート農業関連に期待 ~日農工需要見通し~
依然として続く新型コロナ禍や低米価、みどりの食料システム戦略への対応、スマート農業技術の普及などわが国農業を巡っては様々な課題への対応が求められている。そうしたなかで今後の農機市場はどうなっていくか。日本農業機械工業会(木股昌俊会長)がまとめている「令和3年及び令和4年の需要見通し」から12部会の4年度の見通しをみてみたい。ICTやスマート関連への期待がある一方、新型コロナ禍など今後の見通しの不透明さを指摘する声も多い。