林業ハーベスタを遠隔で操作 安全な林業現場へ 山陽商事を主体に住友建機販売など立木の造材を実演
林業ハーベスタの遠隔操作実証が3月12日、東京都檜原村の山林で行われた。立木の伐倒から枝払い・測尺・造材を行うハーベスタをベースマシンから離れた場所からコントローラで操作する世界初の試み。東京都や神奈川県といった自治体や林業関係者など約30名が見守る中、立木の造材作業などを行った。プロジェクトリーダーの山陽商事前田多恵子社長は「林業では伐採時の事故が一番多い。今後も安心・安全な林業現場の実現に向けて開発を進めていきたい」と述べた。