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「機能性表示食品」 米も〝健康〟を売る時代

医食同源というが、いま米もその機能性が注目されている。毎日食べるものだからこそ、その蓄積は大きい。白米=炭水化物(デンプン)=太るというイメージがあるが、近年では科学的な観点からアプローチしたさまざまな機能性が明らかになり、新しい品種や商品が生まれている。
 企業として〝お米の力で元気な人を創る〟を標榜するサタケ=佐竹利子代表取締役、東広島市西条本町2-30=が注目したのは、コメの持つGABAと呼ばれる成分だ。GABAは天然アミノ酸の一種で、玄米や発芽玄米などに多く含まれ、血圧が高めな人に適した機能があることが報告されている。同社は独自の加工技術により「GABAライス」を開発。人工的ではなくコメ自らが作り出したGABAを、白米に比べ約5%~10倍含むコメとして2015年、消費者庁に届出し、機能性表示食品として認可された。現在は「GABAライス生成装置」を開発するとともに「無洗米GABAライス」やおむすび店も展開している。

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