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「大谷石蔵米」支える精米機 丸七製作所 ユーザー 宇都宮市の大澤社長

「大谷石蔵米」支える精米機 丸七製作所 ユーザー 宇都宮市の大澤社長
栃木県を拠点に、水稲25ha、大麦5ha、ネギ1haを手がけるBASE09=大澤悟社長、栃木県宇都宮市宝井町=は、土づくりにこだわった米づくりと直販の強化に取り組んでいる。保育士として4年間働いた後、父親の農業を引き継いで今年で15年目になる。大澤社長は、保育士時代の経験から食育にも力を入れ、「子供たちに安心しておいしく食べてもらえるものを作りたい」と、有機肥料を活用した栽培に力を注ぐ。
 直接販売向けには「コシヒカリ」「ゆうだい21」「いのちの壱」を有機肥料で栽培し、慣行栽培では「にじのきらめき」「あさひの夢」を手がける。ネギ栽培で魚のアミノ酸をベースにした肥料などの効果を実感し、米づくりにも導入した。特に大粒の「いのちの壱」は、食味だけでなく食感にもこだわり、食味計などで品質を管理。今年は米の食味や品質を競う「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」にもエントリーしている。また、大谷石の石蔵で保管した米を「大谷石蔵米」としてブランド化し、付加価値向上を図る。食味や品質を自ら確かめ、栽培から販売まで一貫してこだわることで、消費者に選ばれる米づくりを目指している。
 こうしたこだわりの米づくりを支えるのが、丸七製作所=阿部信一社長、東京都足立区千住1―23―2=のシステム精米機「MC3700R Type3(ハイスペックオールインワンモデル)」だ。
 同機は、精米機に石抜き機能や高精度セレクター(小米取り)、袋詰め用の専用昇降機を一体化。一番の特徴は、穀温の上昇を抑え、米の食味低下を防ぐ低温精米能力だ。精米時に温度が上がると、米の品質や食味に影響するため、丁寧な温度管理が重要となる。阿部社長は「丹精込めて育てた米を最後の精米工程で台無しにせず、米本来の美味しさを消費者に届けられるよう、低温精米と高い除糠力を追求している」と話す。石や未熟米等の小さな粒を除去し、粒ぞろいの良い白米に仕上げるほか、精米から選別、袋詰めまでの作業効率化にも貢献する。省スペースで複数の工程を一度でこなせる点も、直販用の米を仕上げる上で利点となる。
 大澤社長は、現在30haの経営規模を50haまで拡大する計画だ。担い手不足が進む地域で農地を引き受け、荒廃を防ぐとともに米の直接販売を強化。今後は酒米の生産も視野に入れるという。地域農業を守りつつ、自ら育てた米の美味しさを最大限に生かして消費者へ届け、笑顔になってもらう。その思いを、丸七製作所のシステム精米機「MC3700R Type3」が、品質維持と作業効率の両面から支えている。

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